CTC、中小規模向け「コンタクトセンタースターターキット」の販売を開始

自社開発アプリケーションとアバイアのPBXをパッケージ化し低価格で提供

2010年07月12日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:奥田陽一、以下:CTC)は、この度自社開発した中小規模コンタクトセンター向け顧客管理システム「CQuiC Framework(シークイックフレームワーク)」と、アバイア社の高機能IPテレフォニープラットフォーム「Avaya Aura™ Communication Manager」をパッケージ化した「コンタクトセンタースターターキット」の販売を本日より開始します。
販売価格は20席のコンタクトセンターの構築で610万円(※1)からで、今年度10セットの販売を目指します。

CTCは、先進の技術や製品を組み合わせた小規模~大規模コンタクトセンター・ソリューションの構築で数多くの実績があります。コンタクトセンターは、お客様との接点として重要な戦略機能を担うという認識の高まりを受け、企業での導入は増加傾向にあります。しかしながら、電話やメール、Webなど様々なチャネルで問い合わせ履歴などを統合管理する必要もあることから、システムの導入には大幅な期間とコストがかかっていました。「容易に、スピーディに導入できるCRMアプリケーションが欲しい」、「まずは簡易的に顧客管理したい」、というお客様の要望を受け、CTCでは中小規模のコンタクトセンターの開設が容易に可能な「コンタクトセンタースターターキット」の販売を開始します。

コンタクトセンタースターターキットについて

コンタクトセンタースターターキットは、この度CTCが独自ノウハウを元に自社開発した中小規模コンタクトセンター向け顧客管理システム「CQuiC Framework」と、アバイア社の高機能IPテレフォニープラットフォーム「Avaya Aura™ Communication Manager」をパッケージ化したものです。
コンタクトセンターを構築する際、アプリケーション開発やCTI連携を含めると、数千万円の費用がかかることもあります。CQuiC Frameworkでは、初期で簡易顧客管理アプリケーション画面が用意されており、かつ、Avaya Aura™ Communication ManagerとのCTI連携機能が標準で用意されているため、CTI連携機能を有したコンタクトセンターをすぐに、しかも、安価にスタートさせることが可能です。

CQuiC Framework について

CTCが独自に開発した機能性と操作性を兼ね備えた顧客応対用のWebアプリケーションです。顧客管理アプリケーション画面内にはアバイアのIPテレフォニープラットフォームとの親和性が高いCTI機能(ソフトフォン機能、着信時ポップアップ機能等)が統合されているため、短期間でコンタクトセンターの構築が可能です。管理者機能(SV向け機能)は標準装備されているため、管理者用ライセンスも不要です。また、各業務と顧客データは「テナント」という概念で論理的に分割されているため、マルチテナントに対応できセキュアにデータを管理できるシステムとなっています。機能を必要最小限に絞り込んで開発したため、開発費用の低コスト化を図ることができ低価格での提供を可能にしました。

CQuiC Frameworkの主な機能

  1. オペレータ向け機能
    インバウンド業務、アウトバウンド業務、それぞれの業務向けの画面を用意しました。顧客情報・対応履歴などの基本情報はシステムでテナントごとに一元管理されており、オペレータ画面にはそれらの基本情報が表示されるので、入電タイプに関わらずスムースな顧客対応を可能とします。
  2. CTI機能(ソフトフォン)
    CTIサーバと連携したソフトフォン機能が標準装備されているため業務応対画面から電話機を直接操作することができます。また、「スキン変更機能」を有しているため、各オペレータが好みに応じてボタン配置を変更することも可能です。
  3. 管理者向け機能
    コールセンター業務に必要な、ユーザー管理、業務(ジョブ)管理、カスタムフィールドの追加・修正・削除、データのインポート・エクスポートなどの管理者機能を標準実装しており、管理者用ライセンスも不要です。管理者ユーザーごとに実行可能な機能を振り分けるシステム権限機能を実装しているため、セキュアなシステム運用を実現しています。
CTI機能がついた顧客管理画面イメージ

CTI機能がついた顧客管理画面イメージ

なお、本製品は7月8日(木)に六本木アカデミーヒルズで開催された「AVAYA World Japan 2010」に出展しました。

本リリースに関して日本アバイア様より以下のコメントをいただいております。

このたび、コンタクトセンターの構築で高い実績を持つ伊藤忠テクノソリューションズ様と中小規模コンタクトセンターにも導入しやすいスターターキットを提供できることを大変嬉しく思います。
アバイアのコンタクトセンタープラットフォームをより多くの日本のお客様にご採用いただけることを期待しています。

日本アバイア株式会社
代表取締役社長 ロバート・スチーブンソン

  • ※1 「20席のコンタクトセンターの構築で610万円」という金額は、2010年9月末までのキャンペーン価格です。

報道機関からのお問い合わせ先

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

E-mail:press@ctc-g.co.jp

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