CTC、独自クラウドcloudage ElasticCUVICのオプションサービスを拡充

DR、ジョブ管理、モバイルアクセス、データ消去、仮想ファイアウォール、ファイル転送の6つのオプションサービスを開始

2013年10月15日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、ITインフラ環境の独自のクラウドサービス「cloudage ElasticCUVIC(クラウデージ・エラスティック・キュービック)」のオプションサービスとして、本日から、DR(Disaster Recovery)、ジョブ管理環境、モバイルアクセス、データ消去報告書、仮想ファイアウォールの5つのサービスを開始し、また、11月からファイル転送ソフトウェアライセンスのオプションサービスを開始します。

cloudage ElasticCUVICは、ITインフラの構築から運用・保守まで全てをサービス化し、月額で提供するサービスです。各サービスの標準化を行うことで、シンプルなメニュー化を実現しており、ITインフラと運用のレベルを4段階から選択するメインメニューに加え、ミドルウェアライセンスやテスト環境の提供などの追加オプションがあります。 今回、オンプレミス型のインフラ環境で使用される様々なソフトウェアや機能を検討し、お客様のご要望に沿って、新たに6つのオプションサービスを開始します。各オプションサービスの詳細は以下の通りです。

cloudage ElasticCUVIC

1.DR(Disaster Recovery)レベル1

  • CTCのデータセンターネットワークを使用して、遠隔でのデータ保管環境を実現
  • サイジングの必要なしに、お客様のcloudage ElasticCUVIC環境に合わせて構築
  • 月額12万円から提供

2.ジョブ管理環境

  • 多くの企業で使用されている日立製作所のジョブ管理ソフトウェア「JP1」をライセンス提供
  • ソフトウェア保守サポートサービスや管理サーバ、稼働監視・障害対応も併せて提供
  • 管理サーバを月額10万円で、エージェントを月額4万円から提供

3.モバイルアクセス

  • CTC独自の企業向けモバイルデータ通信サービス「CTCビジネスモバイル」と組み合わせて、モバイル端末とcloudage ElasticCUVIC間で企業向けの閉鎖ネットワークを実現
  • データ通信量500MBまでの固定課金プランで月額3千円から提供

4.データ消去報告書

  • フィンランドBlancco社のデータ消去ソフトウェアBlancco LUN Eraserを用いて、ご解約後のお客様データを消去し、証明書を発行。
  • データ消去作業ごとに35万5千円から提供

5.仮想ファイアウォール

  • Fortinet社の仮想アプライアンス型ファイアウォール「FortiGate」を提供
  • 稼働監視、障害対応、ポリシー変更、QA対応サービスも含む。
  • 月額15万円から提供(スループット500Mbpsまでのスタンダードモデル)

6.ファイル転送ソフトウェアライセンス

  • 金融業や製造業を中心に様々な企業で使用されているセゾン情報システムズのファイル転送ソフトウェア「HULFT」のライセンスを月額で提供(11月から提供開始)。
  • cloudage ElasticCUVIC上の環境と企業が保有するオープン系サーバやメインフレーム間でのデータ連携が可能

CTCは、今後も、サーバのDR対策を実現する「DRレベル2」オプションなどを含め、様々な機能を拡充して、企業が保有するオンプレミス型のITインフラ環境と同様の機能を提供するクラウドサービスとして、cloudage ElasticCUVICを提供していきます。

今回の発表にあたり、ベンダー各社からコメントを頂いております(五十音順)。

株式会社セゾン情報システムズは、CTCのクラウドサービス「cloudage ElasticCUVIC」での「HULFT」提供開始を歓迎いたします。今年20周年を迎えたHULFTは業種、業態、企業規模を問わず7,400社のお客様にご採用いただいております。HULFTパートナーとして長くお取り扱いいただいているCTCのクラウドサービスで、HULFTの特徴である安全・確実なデータ連携を、より最適なコストでご利用いただけるものと確信しております。

株式会社セゾン情報システムズ
HULFT事業部長 内田 和弘

株式会社日立製作所は、CTCのクラウドサービス「cloudage ElasticCUVIC」において、統合システム運用管理「JP1」のジョブ管理製品が採用されたことを歓迎します。
cloudage ElasticCUVICのオプションサービスとして、手軽にJP1を活用出来るようになることで、クラウド上の業務システムを安定的かつ柔軟に運用することが可能となり、お客さまのIT運用コストの最適化に貢献できるものと確信しております。

株式会社日立製作所 情報・通信システム社
ITプラットフォーム事業本部 開発統括本部 統合PF開発本部
担当本部長 青島 達人

フォーティネットジャパン株式会社は、CTCが仮想ファイアウォールを「cloudage ElasticCUVIC」のオプションサービスとして開始したことを心より歓迎いたします。マルチベンダービジネスを得意とするCTCの高い技術力で構築・運営されるクラウドサービスに、フォーティネットの実績のある「FortiGate」仮想アプライアンスが採用されたことは、お客様が安心して利用できるセキュアなクラウドを推進するものと期待しております。<br今後もフォーティネットは、ネットワークセキュリティのリーディングベンダーとして、よりセキュアなクラウド環境の構築に向けて、CTCに協力してまいります。

フォーティネットジャパン株式会社
社長執行役員 久保田 則夫

株式会社ブランコ・ジャパンは「cloudage ElasticCUVIC」での利用を歓迎致します。当社ではオンプレミス環境と同様、クラウド環境のデータ消去も必要であるという認識です。また単にデータ消去を行うだけではなく、その結果を記録として残すことも重要です。当社ソフトを利用したオプションサービスによって、cloudage ElasticCUVICをご利用なさる皆様の一助になれば幸いです。

株式会社ブランコ・ジャパン
代表取締役社長 森田 将幸

報道機関からのお問い合わせ先

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

E-mail:press@ctc-g.co.jp

Webフォームからのお問い合わせ新しいウィンドウで開く

現在掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

  • このページについてツイッターでツイート(新しいウィンドウで開く)
  • このページをフェイスブックでシェア(新しいウィンドウで開く)