2014年02月03日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、従来のデータベースの構築・運用関連サービスを拡充して、データベースの稼働状況の診断や解析により、データ活用を支援する解析サービス「高度解析アドバイザリーサービス」の提供を、本日から開始します。価格は100万円からで、診断結果に基づくコンサルティングサービスやサポートサービス、関連するシステム構築を含め3年間で30億円の売上を目指します。
背景
近年、企業ではビッグデータの活用による課題解決への期待が高まっています。ビジネスデータの多くを占めるビジネス文書、画像、音声、動画などの非構造化データと呼ばれるデータに注目が集まるとともに、従来からある企業内のデータベース上のデータについても、非構造化データとの組み合わせての活用や、より速く、より大量な分析などが求められています。
高度解析アドバイザリーサービスについて
今回、CTCは、企業のIT活用で重要な位置を占めるデータベースに対して、検索や更新等の性能上の課題を解消するための高度解析アドバイザリーサービスの提供を開始します。日本エクセム社が提供するデータベースプロファイリングツール「MaxGauge(マックス・ゲージ)」を用い、データベース内部の情報をリアルタイムで網羅的に取得することで、稼働状況の可視化を可能にしています。トランザクションの待機状況や、遅延などをいち早く検知することで、障害の予知や、障害時の迅速な対応に貢献します。各種の情報の取得は、データベースに負荷を掛けない仕組みのため、提供中のサービスへの影響もありません。
また、CTCは既に30年以上、データベースシステムの構築や運用に関するサポートサービスを提供しており、長年のノウハウに基づいて稼働状況を診断します。
今後の展開
CTCは、企業のデータ活用を支援するため、アセスメントサービスやトライアルでの分析サービス、ITシステムから出力されるログデータを分析する「ログ解析基盤ソリューション」を、ビッグデータサービス体系「CTC BD-Navi」として提供してきました。
今後も、データベース関連のサービスを拡充し、お客様システムの安定稼働に貢献していくとともに、お客様のビッグデータ活用を支援していきます。
株式会社エクセム(英文:EXEM Co., LTD.)について
株式会社エクセムは、韓国オラクルでデータベース性能チューニングを中心としたコンサルタントであった社長及びコアメンバーによって設立されました。
2001年、韓国国産ベンダーとして、産業資源部のNT認証, 情報通信省のIT認証に引き続き科学技術部のKT認証を獲得し、張英実記念賞を受賞しており、製品の提供だけでなく、データベース管理専門サービスにて、お客様のシステムの安定運営を支援しています。
日本エクセム株式会社について
日本エクセム株式会社は、データベースプロファイリングツール『MaxGauge』の開発元である韓国EXEM社の日本法人です。同社は、『MaxGauge』を中核とした製品販売、およびDBAサービス(データベース管理サービス)、データベースチューニング支援、障害解析支援など幅広いサービスを実施しています。
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