CTC、豊田自動織機の経営情報視える化を実現

マイクロソフト社製品をベースに経営情報システムを開発

2014年09月26日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、株式会社豊田自動織機(取締役社長:大西 朗、本社:愛知県刈谷市)に対し、経営情報の視える化を目的としたシステムを納入しました。2014年7月に稼働を開始したこのシステムは、フォークリフト関連の生産から販売、サービス提供までを担うトヨタマテリアルハンドリンググループ(以下:TMHG)が使用するもので、出荷台数や売上高等の経営情報や品質情報を一元化して、各グローバル拠点の責任者が必要なタイミングでいつでも最新情報を入手することができます。

事業をグローバルに展開している豊田自動織機では、事業の拡大に伴い、海外を含めたグループ全体の経営情報を迅速に把握することで経営判断のスピード化を推進しています。 この度TMHGが導入した経営情報システムは、マイクロソフト社の「Microsoft SharePoint Server」を使用し、CTCが開発しました。入力項目の標準化により、担当レベルでシステムに出荷台数や売上高等の数値情報の入力ができるようになり、情報ポータルを通して経営情報を必要なタイミングで参照することが可能になりました。目標に対する国別の進捗を、月ごと、四半期ごと、年ごとに集計でき、進捗率が目標を上回っている場合は晴れ、下回っている場合は雨のマークで表示し、詳細な数字だけでなく直感的に確認ができます。
インターネット上に公開されている業界動向や関連各社の情報を収集して画面右側に表示し、確認することも可能です。

また、グローバルの各拠点の責任者間で情報連携を行うため、マイクロソフト社の「Lync」を活用し、インスタントメッセージや音声通話、ビデオ通話によるコミュニケーションの活性化を図っています。また、タブレット端末に対応することで、外出先での経営情報の確認やメッセージの発信が可能です。Microsoft SharePoint Serverを活用することで、マルチブラウザ、タブレット環境における音声や動画の活用を積極的に推進しており、シーンや目的に応じて適切なインターフェイスからいつでもどこでも利用できるようになりました。

CTCは、Microsoft SharePoint Serverに関して、長年にわたるお客様へのシステム導入実績や自社のサービスへの利用実績があります。今回の経営情報システムでは、日本マイクロソフト株式会社と連携し、提案から開発、インフラ構築、保守・サポートにわたり、CTCが総合的なITサービスを提供できる点がお客様から評価されています。

経営情報システムの画面

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伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

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