CTC、米ピュア・ストレージ社と販売代理店契約を締結

独自の技術でコストを抑えたオールフラッシュストレージを提供

2015年10月15日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、データの高速な読み書きによって、大量のデータ管理に貢献するオールフラッシュストレージを提供する米Pure Storage, Inc.(CEO:Scott Dietzen、本社:米国カリフォルニア州マウンテンビュー、以下:ピュア・ストレージ)と販売代理店契約を締結し、本日から同社のオールフラッシュストレージFlashArrayシリーズの提供を開始します。大規模なデータを取り扱う企業やクラウドサービス事業者、金融機関を中心に提供し、導入支援、システム構築、保守サポートを含め3年間で20億円の売上を目指します。

ビッグデータ、IoT、モバイルサービスの利用拡大により大量のデータ処理が必要となり、またサーバやネットワークの仮想化、仮想デスクトップの集積度増大によりデータ管理基盤であるストレージに対するI/O性能の要求が高まっています。ユーザーの利便性が高まる一方、システムへの負荷は増大しています。仮想サーバからストレージへのアクセスが集中することで、ひとつの仮想サーバの高負荷なデータ処理が他の仮想サーバの処理にも影響し、ストレージのI/O性能がシステム全体のパフォーマンス劣化の要因となります。

ピュア・ストレージが提供するFlashArrayシリーズは、HDDを搭載せずに、全てのストレージをフラッシュメモリで構成し、独自のインライン重複排除・圧縮機能により高いI/O性能とコストパフォーマンスを実現したオールフラッシュストレージ製品です。全国に拠点を持つお客様の仮想化環境や大規模データベースでの高速リアルタイム処理をフラッシュメモリで実現するとともに、処理が集中する繁忙期でも安定したパフォーマンスを実環境で提供します。
データに即時にアクセスできるフラッシュ型は高価格の製品が主流ですが、独自の重複排除と圧縮技術を利用し、データ容量を大幅に圧縮することでデータ容量当たりのコストを抑え、従来よりも低コストで製品を提供します。FlashArrayシリーズの特長は以下の通りです。

FlashArrayシリーズの特長

パフォーマンス

実環境に近い32K以上のIOサイズを想定したフラッシュアレイ設計で、最大300,000IOPS、最大9GB/sの帯域幅、平均遅延1ミリ秒未満を実現。

サイズ

電力、スペースを大幅削減。実行容量15~120+TBの3Uベースシャーシ、1kW以下の電力、配線ケーブルの簡素化を実現。

モジュラースケール

拡張シェルフを介して、実効容量を1/2PBまで拡大。また、コントローラとドライブをアップグレードし、パフォーマンスや容量を拡張可能。

エントリーモデル「FlashArray //m20」

エントリーモデル「FlashArray //m20」

CTCは、これまでの仮想デスクトップの提供や仮想化技術を使用した大規模なプライベートクラウドの構築で培ったノウハウを活用し、VDIやデータベース高速化のソリューションと組み合わせて、お客様に提供します。今後もCTCは仮想化技術やクラウドに関する技術力や構築実績を活かし、お客様のビジネスの発展を支援します。

今回の発表にあたり、ピュア・ストレージ社から以下のコメントをいただいています。

ピュア・ストレージは、当社の販売パートナーとして新たに伊藤忠テクノソリューションズ社を迎えられたことを大変喜ばしく思います。国内トップクラスの規模と幅広い業界・業種への強力な提案力を持ち、導入から構築、保守サポートまで一貫したサポート力を兼ね備えた国内屈指のシステムインテグレーターをパートナーに迎えられたことは、当社製品をご利用いただく顧客企業にとってビジネスとITの変革を実現する上で大きな推進力となります。
今後ピュア・ストレージは、伊藤忠テクノソリューションズ社の持つ幅広いソリューションとの連携により、当社のオール・フラッシュ・ストレージ製品を、より多様な業種・規模の顧客企業のミッション・クリティカルな用途への普及に取り組み、さらなる顧客満足の向上を目指してまいります。

ピュア・ストレージ・インク
アジア太平洋地域および日本担当副社長
マイケル・アルプ(Michael Alp)

ピュア・ストレージについて

ピュア・ストレージは、ソリッドステイト型ストレージアレイのリーダー企業です。パフォーマンスとスペース/電力効率に優れたFlashArray製品で、ギガバイトあたりの単価が低コストで高性能なストレージ環境の構築が可能です。Pure Storage FlashArray製品は、サーバ仮想化やデスクトップ仮想化(VDI)、データベース(OLTP、及びリアルタイム分析)及びクラウドコンピューティング等の高いパフォーマンスが必要な環境に最適です。

報道機関からのお問い合わせ先

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

E-mail:press@ctc-g.co.jp

Webフォームからのお問い合わせ新しいウィンドウで開く

現在掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

  • このページについてツイッターでツイート(新しいウィンドウで開く)
  • このページをフェイスブックでシェア(新しいウィンドウで開く)