2022年11月04日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:柘植 一郎、本社:東京都港区、略称:CTC)は、人がどこを見ているかわかるアイトラッキングのグローバルリーダーである、Tobii AB(本社:スウェーデン ストックホルム)の日本法人トビー・テクノロジー株式会社(代表取締役社長:蜂巣 健一、本社:東京都品川区、以下:トビー)と共同で、eスポーツのリプレイ解説にアイトラッキング技術を提供し、リアルタイムの視線入り動画配信サービスの導入や活用を支援しました。
対象となった試合は、7月30日(土)、31日(日)に開催された、株式会社NTTドコモ(以下:ドコモ)が運営するeスポーツ「X-MOMENT Rainbow Six Japan League 2022 (RJL 2022)」の大会Season2 Playoff Stage2で、アイトラッキングを用いたリプレイ解説は国内で初めてでした。
アイトラッキングとは、眼球の場所と向きを測る生体計測技術で、学術研究や消費者行動の把握、熟練者の技能伝承などに利用されています。Tobiiは、2001年に世界初のスクリーンベースアイトラッカーを開発し、現在、アイトラッキングの世界的なリーディングカンパニーです。人の言葉、動き、何に注意を向けているかなどを解釈することによって、機械やデバイスが人を理解できるようにする一連のテクノロジー「アテンション・コンピュ-ティング」を目指しています。
今回、ドコモが運営するeスポーツのブランドX-MOMENTで、プロチームが参加するトップリーグ「X-MOMENT Rainbow Six Japan League 2022 (RJL 2022)」でアイトラッキングを利用しました。7月30日(土)に1回、31日(日)に2回の計3回のアイトラッキングによる解説コーナーを設け、試合中の役割ごとの視線の動かし方を可視化し、高度な技術を深堀した解説となりました。視聴者からは、分かりやすさについてのポジティブなコメントが多く集まり、eスポーツの新たな楽しみ方を提案する機会ともなりました。
また、11月5日(土)、6日(日)には、RJL 2022に参加する国内のプロチームに加えて、韓国とフランスの強豪チームも参加する大会「X-MOMENT Rainbow Six Japan Invitational 2022」が予定されており、アイトラッキングの解説コーナーも設置します。
大会URL: https://x-moment.docomo.ne.jp/r6s/rjl/news/rji_about/
CTCは、頭と目の動き両方をトラッキングできる、トビーのアイトラッキングの導入や活用を通じて、eスポーツでのリアルな感動や熱狂につながるサービスを探求しeスポーツ市場の拡大に貢献するとともに、社会の中でのアイトラッキング技術の活用も追求していきます。
アイトラッキングの様子(トビー提供)
![アイトラッキングのイメージ](/cms/contents/data/23/1495/componentFile_IMG_1_1_1667374141153569350263621c3d8ed8b3_1495_main.jpeg)
アイトラッキングのイメージ
![トラッキングの画面投影イメージ](/cms/contents/data/23/1495/componentFile_IMG_2_1_1667374141188362538463621c3d9022c17_1495_main.jpeg)
トラッキングの画面投影イメージ
![Tobii アイトラッカー5](/cms/contents/data/23/1495/componentFile_IMG_1_166737451914730868663621db78a4b812_1495_main.jpg)
Tobii アイトラッカー5
現在掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。