オンラインヘルスケアアプリ「HELPO」を法人向けに提供

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社（代表取締役社長：柘植一郎、本社：東京都港区、略称：CTC）は、ソフトバンク株式会社の子会社であるヘルスケアテクノロジーズ株式会社（代表取締役社長 兼 CEO：大石怜史、本社：東京都港区）のオンラインヘルスケアアプリ「HELPO（へルポ）」について、法人向けの提供を本日から開始します。「HELPO」は、スマートフォンアプリからのオンライン診療や、医師・看護師・薬剤師からなる医療チームに24時間365日健康や医療に関する相談を可能にするサービスで、病気の予防や未病対策、健康増進に役立つ機能をワンストップで提供するものです。価格は1ユーザーあたり月額500円（税抜き）からで、福利厚生の拡充を図る企業や健康保険組合を中心に展開し、3年間で15億円の売上を目指します。

近年、社員のスキルや経験などを経営資源として最大限に活用し、企業価値を高める人的資本経営が注目されています。在宅勤務やテレワークも普及している中で、多くの企業が従業員の心身の健康状態に関心を持ち、ヘルスケア施策の拡充を進めています。

「HELPO」は、チャットによる健康医療相談、オンライン診療、病院の検索、一般用医薬品の購入などをスマートフォンアプリからワンストップで提供するヘルスケアサービスです。24時間365日チャット形式で、専任の医師や看護師、薬剤師に健康や医療の相談ができます。相談内容に応じて受診が必要な場合は、提携する医療機関によるオンラインでの診療、処方薬の自宅への配送も可能です。診療科は内科・皮膚科・アレルギー科・小児科が受診できます。また、一般用医薬品や健康食品を購入することも可能です。

CTCは、2015年から従業員の健康意識の向上や健康情報の管理に関わるソリューションを提供してきました。今回提供するHELPOは、自社の福利厚生サービスの一環としても採用しており、蓄積したノウハウを活かしてお客様の健康管理に関するコンサルティング、導入支援、他システムとの連携などのサービスで活用をサポートします。

今後CTCは、オンライン診療や処方薬のデータ、健診結果、ウェアラブルデバイスから収集した歩行数、心拍数などのバイタルデータなどを統合するPHR（Personal Healthcare Record）連携プラットフォームの開発を進め、企業の人的資本経営を支援していきます。