2021年10月27日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:柘植 一郎、本社:東京都港区、略称:CTC)は、数十台の仮想マシンが稼働するオンプレミスのシステムをクラウドに移行し運用する「VMware Cloud™ on AWSマルチテナントサービス」に、検証を目的とした最小構成でのサービス利用や、GUI画面でのクラウド移行ツールの2つのオプションを加え、本日から提供を開始します※1。
VMware Cloud on AWSマルチテナントサービスは、VMwareがMSP(Managed Service Provider)パートナー向けに提供する、仮想インフラストラクチャリソースをプール化する「VMware Cloud Director™ service」を活用し、VMware Cloud on AWSの環境をマルチテナント化したものです。移行対象のシステム規模に合わせてBasicとAdvanceの2種類のパッケージを用意しています。
今回、VMware Cloud on AWSマルチテナントサービスの販売開始に合わせて、検証を目的に最小構成でサービス利用ができる「PoCサービス」と、専用の設定画面から簡単にクラウド移行を実現できるサービス「VMware Cloud Director Availability™」の2つのオプションを追加しました。
PoCサービスは、CPU、メモリ、ストレージ、ネットワークのリソースを、移行検証を目的に最小構成で提供するもので、月額20万円(税抜)からになります。クラウド上で稼働するシステムの動作検証ができ、仮想マシンの作成・管理、障害検知などの設定が可能な統合管理ツールVMware Cloud Director serviceで運用手順の確認も実施できます。
VMware Cloud Director Availabilityは、仮想マシンのクラウド移行をお客様自身がGUIの画面で設定できるクラウドサービスです。数十台の仮想マシンを短期間で且つ同時に移行することができるので、管理者の負担軽減にもつながります。
今後は、バックアップのオプションサービスの追加を予定しており、お客様のクラウド利用をトータルで支援していきます。
- ※1 オプション以外のサービスについては、2021年6月30日付けのプレスリリースで発表済み。
- ※ VMware、VMware Cloud on AWS、VMware Cloud Director service、VMware Cloud Director Availabilityは米国およびその他の地域におけるVMwareの商標および登録商標です。
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