CTCと日本オラクル、KDDIの移動体コアネットワーク向け認証系データベースを構築

「Oracle Exadata」を中心としたシステム構成により高速処理を実現

2011年07月07日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
日本オラクル株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称:CTC、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:奥田陽一、以下:CTC)と日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄、以下:日本オラクル)は、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田中 孝司、以下:KDDI)の移動体コアネットワーク向け認証データベースシステムとして、「Oracle Exadata」、「Oracle TimesTen In-Memory Database」、「Sun SPARC Enterprise M4000」を導入します。当システムの稼働開始は2011年12月の予定です。

昨今のスマートフォンの普及により、携帯電話によるデータ通信需要は年々増加傾向にあり、携帯通信各社ではデータ処理量の加速度的な増加が予想されます。KDDIは、これらの環境変化に対応するため、au携帯電話利用者の加入者情報やその接続情報を管理する認証システムの拡張を決定しました。

認証システムには、従来以上に大量データの高速処理が必要になることを想定して、データベースシステムのインフラとして、高い信頼性・可用性・拡張性・パフォーマンスが特長である「Oracle Exadata」を中心としたシステム構成が採用されました。

また本プロジェクトにおいては、短期間での構築を予定しているため、日本オラクルのコンサルティングサービスを利用します。

なお、CTCは、「Oracle Exadata」をはじめとするオラクル製品や、様々なベンダーのサーバ、ネットワーク、エンタープライズアプリケーションを組み合わせた、マルチベンダー環境の総合検証センター「テクニカルソリューションセンター(TSC)」(場所:東京都千代田区)を有しており、この度の構築プロジェクトにおいても、本番環境を想定した事前検証が実施できることから、短期間でのシステム構築が可能になります。

Oracle Exadataについて

「Oracle Exadata」は、データウェアハウス処理とオンライントランザクション処理(OLTP)の両方を、驚異的なパフォーマンスで実行し、理想的な統合グリッド基盤やプライベートクラウドインフラを実現します。「Oracle Exadata」には、データベースサーバー、ストレージ、ネットワークそしてソフトウェアがあらかじめ構成された状態で出荷され、拡張性や冗長性に優れセキュアなデータベースとして利用可能です。お客様はデータベースを統合することによりITコスト削減やすべてのアプリケーションパフォーマンスを改善すると共にビジネスでの意思決定をリアルタイムに行うことができます。

  • OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。

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