CTC、スマートデバイス向けテレマティクスサービス開始

営業や保守要員の社外活動の最適化/効率化を実現

2011年07月27日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:奥田陽一、以下:CTC)は、アンドロイドOS搭載のスマートデバイスに対応したクラウド型テレマティクスサービスを8月1日から開始します。このサービスは、スマートデバイスを通じて、社外で活動する営業や保守要員の業務状況を管理するとともに、作業員の効率的な配置や業務運用の指針となる統計情報を、SaaS型のアプリケーションによって提供するサービスです。CTCは、これまでにも商用車両向けテレマティクスサービス「MAMS(マムス:Mobile Asset Management Service)」を提供しており、今回の新サービスは、MAMSをベースとした拡張サービスです。これにより、テレマティクス関連ビジネスの一層の強化を図ります。3年後の売上目標は20億円です。

MAMSは、輸配送事業者や道路維持車両など、車両を利用して業務やビジネスを行う企業向けのサービスです。通信機能を持つ専用の車載端末を用いて、最適な運行ルートの計画及び実行、走行距離や速度の自動計測、ナビとの連動による緊急駆けつけ指示、さらに、車両を使って業務を行う営業や保守要員の業務予定や作業日報管理といった様々な機能をクラウド型で提供しています。たとえば、輸配送実績データをもとにした輸配送形態の見直しや、統計情報による業務のボトルネックを可視化するなど、安全運転管理だけではなく、業務効率の向上のために利用可能です。 この度、MAMS機能をアンドロイドOS搭載のスマートデバイスで利用可能なアプリケーション「MAMS for Android」をリリースします。これにより、車載用途以外にも利用範囲が大幅に広がるため、様々な業種・業務のユーザー向けにサービス提供が可能になります。

さらに、AndroidOSを搭載した新型車載器を年内に提供予定です。新型車載器は、過酷な車載環境に耐えうるテレマティクス専用の通信モジュールを搭載するほか、広範囲でサービスの利用が可能なFOMAプラスエリアにも対応するなど、山間部等での利用も可能です。

MAMS新サービスのイメージ図

端末側ユーザーインタフェース

「MAMS(Mobile Asset Management Service)」について

CTCが提供する移動体資産管理テレマティクスサービスです。お客様の移動体資産(車両や運転手など)の資産効率を高め、社外業務の効率化を支援するサービスです。これまであまり細かく把握することができなかった車両や運転手などの動態を的確に把握することを可能にし、移動体資産の統合管理を実現します。

この度の発表にあたり、アイ・ティー・シーネットワーク株式会社よりコメントをいただいています。

「アイ・ティー・シーネットワーク株式会社は「MAMS for Android」の発表を心より歓迎致します。弊社は爆発的なスマートフォンの普及に対応して、主力製品である『E-PORTER』『マネージドサービス』によって、安定的かつ継続的なスマートフォン導入・管理・運用を実現いたします。既にCTCと弊社は、スマートフォン導入におけるアプリケーションキッティング、運用保守で連携しております。この度の発表を契機として両社はより一層、緊密に連携し、お客様の要望にこたえるモバイルソリューションをご提供してまいります。」

報道機関からのお問い合わせ先

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

E-mail:press@ctc-g.co.jp

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