CTC、日立JP1を使用した運用自動化サービス「AOplus」を提供開始

システム運用・監視業務を効率化し、運用コストを削減

2012年10月16日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、株式会社日立製作所のIT運用自動化基盤「JP1/Automatic Operation」を利用した運用自動化サービス「AOplus」を本日から提供します。AOplusは60万円からで、ライセンスと保守を含め、初年度で3億円の売上を目指します。

仮想化環境やクラウド環境が急増したことで、情報システム部門では属人的な運用管理が中心となり、運用作業の品質面、効率面で課題がありました。
JP1/ Automatic Operationは従来、運用手順書に従い運用担当者が行ってきた標準的な手順を自動化するソフトウェアです。運用手順のテンプレートをコンテンツセットとして提供し、一から運用手順を設定することなく作成したコンテンツを組み合わせて運用を自動化します。

運用自動化サービスAOplusは、システム運用経験が豊富なコンサルタントが、運用自動化アセスメントを行い、システム構築までを広くカバーするサービスです。AOplusでは、運用自動化アセスメントを実施し、その後、システム構築を行います。運用自動化アセスメントでは、要件定義を行います。自動化適用領域の整理とJP1/ Automatic Operation環境情報の整理を行い、運用自動化領域を特定します。また、システム構築は、要件定義で整理した情報を基にインストールと基本セットアップを行い、JP1/ Automatic Operation設定情報の確認及び自動化コンテンツのテスト実行により正常性確認を行います。AOplusのサービス販売とプリセールスはCTCが行い、運用自動化アセスメントとシステム構築は、CTCのグループ会社でシステム運用を実施するCTCシステムサービス株式会社(以下:CTCS)が行います。

AOplusのサービス内容

  • 運用自動化アセスメント
    既存の運用業務手順の調査・分析。JP1/Automatic Operationによる効率化が可能かを判断し、効率化による効果を提示します。
  • JP1テクニカルサービス
    運用自動化アセスメントの結果、削減効果の見込めるタスクに関し、JP1/Automatic Operation上での運用効率化フローの作成・動作テスト・構築を行います。
  • カスタマイズオプション(個別見積)
    企業独自システムへの対応フロー開発・作成、AOplus導入後の運用業務のアウトソーシングなど、運用に関連する幅広い業務に柔軟に対応します。

CTCは、日立製作所との長年のパートナーシップにより、今回、JP1/Automatic Operation製品のリリースと同時に、AOplusを提供することになりました。今後もJP1に関連した様々なサービス拡充を行います。

今回のサービス提供にあたり、日立製作所から以下のコメントをいただいております。

日立製作所は、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社によるAOplusの販売開始を歓迎します。AOplusは弊社の新製品であるIT運用自動化基盤JP1/Automatic Operationに、伊藤忠テクノソリューションズグループが持つ運用現場での経験、ノウハウを合わせたサービスであり、IT運用の効率化に取り組まれるお客様の課題解決に貢献できるものと確信しております。弊社は今後も伊藤忠テクノソリューションズとのパートナーシップを通じて、お客様のニーズに合った製品を開発してまいります。

株式会社日立製作所 情報通信システム社
ITプラットフォーム事業本部 開発統括本部 統合PF開発本部
担当本部長 青島 達人

報道機関からのお問い合わせ先

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

E-mail:press@ctc-g.co.jp

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