CTC、独自クラウドサービス「cloudage ElasticCUVIC」を開始

ITインフラの構築から運用・保守まで全てをサービス化

2012年12月04日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、ITインフラ環境をサービス化し、システム運用・管理サービスと合わせて一括提供する「cloudage ElasticCUVIC(クラウデージ・エラスティック・キュービック)」の販売を本日から開始します。ITシステムの統合による業務効率化や、システム運用の負荷軽減を検討している企業を中心に営業展開し、初年度で60億円の受注を目指します。

クラウドの要となる安定運用

昨今の企業システムでは、クラウドコンピューティングの浸透に伴う社内外のシステムの併用や、アプリケーションの集約に伴う高いサービスレベルの要求など、システムの運用業務が多様化しています。自社でIT機器を保有している企業にとっては、多様化に対応した高い技術力を保ちつつ、コストを抑えて安定運用することが課題です。

cloudage ElasticCUVICについて

cloudage ElasticCUVICは、ITインフラの構築から運用・保守まで全てをサービス化し、月額で提供するサービスです。CTCのエンタープライズ分野における多くの仮想化共通基盤やプライベートクラウドの設計・構築・運用実績に基づき、各サービスの標準化を行うことで、シンプルなメニュー化を実現しました。メニューは、システムの重要度に応じたITインフラと運用の組み合わせ、使用するデータ量に基づくストレージ容量、追加機能のオプションに分けられます。
ユーザー企業は、目的に合わせてメニューを選択するだけで、業務内容に応じた柔軟なシステムを利用することができ、従来のシステムの企画から利用までの期間を最大で半分に短縮することができます。また、バックアップやウィルス対策等のサービスにより、安定してシステムを利用することができます。
CTCの数十年にわたるメインフレームの運用や、大規模なオープン系システムの設計・構築・運用、多様なベンダー製品に対応した保守サービス等の提供実績をベースに、ITインフラに関わるノウハウのすべてをcloudage ElasticCUVICに集結しました。
CTCは、今後、cloudage ElasticCUVICを、ITシステムの統合による業務効率化や、システム運用の負荷軽減を検討している企業を中心に営業展開していきます。

cloudage ElasticCUVICの特長

1.インフラ環境と運用が一体となった4つのグレードから選択

グレード 用途
S 基幹システムを含むミッションクリティカルなシステム
A 大量トランザクションの発生するWebやデータベース等の本番環境
B スタンダードな本番環境
C テスト・開発環境

2.ストレージにはバックアップ機能が標準装備

  • バックアップの保管世代数(14世代/7世代/3世代/1世代)に応じて1テラバイト毎に課金

3.豊富なオプションメニュー

  • ミドルウェアライセンスサービス
  • DR(Disaster Recovery)機能
  • アクセス環境の提供
  • セキュリティ機能
  • テスト環境の提供
  • アプリケーション運用支援
  • プロフェッショナルSEサポート
  • 運用業務支援

参考価格

約30台の仮想サーバから成るプライベートクラウド向けには、24時間365日の監視・障害対応サービスを含めたグレードB、3テラバイトのバックアップ容量、7世代のバックアップ保管を選択すれば、運用も含めて月額約250万円から利用できます。

cloudage ElasticCUVICサービスメニュー

プラットフォームサービス一覧

ユーザーは、S、A、B、Cのグレードから選択

データプール一覧

「バックアップ対象容量」と「データバックアップの保管世代数」にて選択

付帯メニュー一覧

報道機関からのお問い合わせ先

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

E-mail:press@ctc-g.co.jp

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