CTC、標的型攻撃に対するセキュリティソリューションを強化

企業内の端末を保護するパロアルトネットワークス「Traps」取り扱い開始

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2016年03月14日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、パロアルトネットワークス株式会社(代表取締役会長兼社長:アリイ ヒロシ、本社:東京都千代田区)が提供する、企業への標的型攻撃からクライアントPCやサーバなどを保護するエンドポイントセキュリティ製品「Traps(トラップス)」の提供を本日から開始します。製品の販売、システム構築、保守サポートを含めて提供し、初年度の販売目標は10万ライセンスです。

近年、特定の企業や団体を狙った標的型攻撃や、アプリケーションの未知の脆弱性を狙うゼロデイ攻撃が増加しています。エンドポイントでは、既知の脅威情報に基づいて攻撃を検知するセキュリティ対策が一般的ですが、標的型攻撃やゼロデイ攻撃は、普及していないマルウェアや未知の脆弱性を狙う手法を用いており、検知や対策が難しいのが実情です。

パロアルトネットワークスのTrapsは、標的型攻撃やゼロデイ攻撃に対応したセキュリティソフトウェアです。普及している既知の脅威情報に基づいた対策ではなく、標的型攻撃やゼロデイ攻撃が共通して使用する、メモリ領域の破壊行為やライブラリファイルの置換などの動作を検知して不正を防止します。従来のウイルス対策ソフトウェアで必要となるシグネチャ※1の更新が必要ないため、システムへの負荷がほとんどありません。また、パロアルトネットワークスが提供するマルウェア分析クラウドサービス「WildFire」※2と連携することで、ファイルを詳細に分析し、既知の脅威情報も活用して標的型攻撃やゼロデイ攻撃へのさらなる強固な対策を図ることができます。
CTCは、パロアルトネットワークスの次世代ファイアウォール製品や、お客様のセキュリティ機器の状況を24時間365日遠隔から監視するCTCマネージド・セキュリティ・サービス(CTC-MSS)の提供などを通して、お客様のネットワークセキュリティの向上に貢献してきました。今回Trapsを提供することで、エンドポイントの防御も含めて、お客様のセキュリティ対策と安全なIT利用を支援します。

尚、3月24日にセミナーを開催いたします。セミナー概要は以下の通りです。

セミナー名 罠(Traps)をしかけ、標的型攻撃を阻止するエンドポイントセキュリティ
主催 SBクリエイティブ株式会社
共催 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、パロアルトネットワークス株式会社
開催日時 2016年3月24日(木) 15:00~17:00 (受付開始14:30~)
開催場所 東京コンファレンスセンター・品川 4F 403
〒108-0075 東京都港区港南 1-9-36 アレア品川
申込 https://ctc-form.jp/public/seminar/view/671
(入場無料・事前登録制)
  • ※1 シグネチャ:ウイルスの固有の特長を集めたデータベース。検索対象ファイルを照合することにより、検索対象ファイルがウイルスか否かを判断するために使用される。
  • ※2 WildFire:保護された領域内でプログラムを動作させて外部への影響を調べるサンドボックスを活用して、ファイルを分析し未知のマルウェアを発見するクラウドサービス。

報道機関からのお問い合わせ先

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

E-mail:press@ctc-g.co.jp

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