予測分析のトータルなサービスData Analytics on CUVICmc2を提供

予測プランの検討からシステムの構築、継続的な改善までをサポート

2017年08月04日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、企業データを活用した予測分析のサービスを体系化し、本日から「Data Analytics on CUVICmc2」として提供を開始します。お客様のデータを元にした仮説検証(PoC:Proof of Concept)から、分析プラットフォームの導入や既存システムとの連携、トレーニング、継続的な改善のためのサポートなどを含めた体系的なサービスです。料金は、仮説検証を行う分析PoCサービスで150万円から、分析環境では初年度2,000万円程度から提供可能です。予測分析に基づくマーケティングを行う流通や金融、小売などのBtoC企業を中心にサービス展開し、1年間で30件の提供を目指します。

近年、IoTやビッグデータを中心とするデータ分析技術が進展し、顧客ごとの購買動向やキャンペーンの効果などを予測する分析技術については、収益の拡大に加えて、経営資源の選択と集中を実現するものと期待されています。しかし、ビジネスに有用な予測を行うには、分析用データの整理や環境の構築、分析方法の選択、専門のエンジニアの確保などの準備が必要です。

Data Analytics on CUVICmc2は、CTCの基幹系特化型クラウドサービス「CUVICmc2」とSAPジャパンの予測分析ソフトウェア「SAP® Predictive Analytics」を使用し2月に提供を開始したデータ分析プラットフォームを中心として、仮説検証や導入支援、分析支援などの各種サービスをメニュー化したものです。目的に応じたテンプレートも用意しており、お客様は成果につながるデータ分析を着実に行うことができます。

CTCは、1994年にビジネスアナリティクスの専門組織を立ち上げ、ビジネス・インテリジェンス(BI)やデータウェアハウス、ビッグデータなど、データ分析ソリューションをベースとした様々な大規模システムを提供してきました。今回、長年蓄積したデータ分析のインフラ構築やクラウド運営のノウハウに基づき体系化し、お客様の予測分析を総合的に支援するメニューを整えました。
CTCは今後、2月に連携を発表した株式会社ブレインパッドとともに、Data Analytics on CUVICmc2のサービスを拡充し、自動化によるマーケティングオートメーションやパーソナライズド動画配信ソリューション「eMotion」※1などとの連携も視野に含めてお客様のデータ活用を支援していきます。

Data Analytics on CUVICmc2のサービスメニュー

メニュー 提供内容
分析PoCサービス お客様のサンプルデータから予測分析のPoCとサンプルレポートをご提供するサービス
ワークショップ 分析要件や活用するデータが固まらない段階でのヒアリング、適用領域の検討、PoC計画立案などを支援
SAP® Predictive Analytics導入支援 SAP® Predictive Analyticsおよび分析用DBの実装やデータカスタマイズ、トレーニング等を提供
分析プラットフォームサービス SAP® Predictive Analyticsが稼働するプラットフォームをクラウドで提供
分析アドバイザリーサービス コンサルタントによる導入後の分析支援、活用支援、質疑応答など
各種システムとの連携 DBやDWHからのデータ連携、ETLツール導入、ネットワーク環境構築など、周辺環境の整備。必要に応じて、予測モデルの構築と適用の全自動化、各種MAシステムとの連携・開発など
  • ※1 eMotionについて:視聴者ごとの嗜好やニーズに応じたOne to Oneマーケティングを実現する対話式パーソナライズド動画ソリューション。視聴者の要望に応じた必要な情報の提供や次のアクションへのスムーズな誘導が可能になる。
  • SAP、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はドイツにあるSAP SEやその他世界各国における登録商標または商標です

報道機関からのお問い合わせ先

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

E-mail:press@ctc-g.co.jp

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