BlackBerry社のモバイル環境の一元管理プラットフォームを提供開始

モバイルデバイスの利便性を確保したまま、セキュリティを強化

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2019年04月02日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、BlackBerry Limited(CEO:John Chen、本社:カナダ オンタリオ州、以下BlackBerry社)と販売代理店契約を締結し、モバイル環境のデバイスやアプリケーション、コンテンツを一元的に管理するプラットフォーム「BlackBerry Enterprise Mobility Suite(以下、EMS)」の提供を本日から開始します。金融機関や官公庁などを中心に販売し、関連するシステム構築を含めて3年間で6億円の売上を目指します。

働き方改革の推進とモバイル技術の進化に伴い、モバイルデバイスの業務利用が急速に進んでいます。一方で、デバイスの紛失や盗難、データの持ち出しやサイバー攻撃による情報資産の流出など、セキュリティ面においては依然として大きな課題があります。また、モバイルデバイス、アプリケーション、コンテンツなどに対するセキュリティ対策や管理に別々の製品が利用されているケースも多く、システム管理者の負担が増加しています。

EMSは、モバイル環境のデバイスやアプリケーション、コンテンツを一元管理し、セキュリティを確保して社内システムへのアクセスを可能とするソリューションです。セキュアなブラウザ、メール・カレンダー、デバイス管理、アプリケーション管理、ドキュメント連携、アクティビティ追跡など、企業のモバイル環境に必須の機能が利用できます。利用する機能の組み合わせにより、5つのライセンスがあり、すべての機能が利用できる最上位ライセンスでは、共有したファイルのアクティビティ追跡やダウンロードしたファイルの無効化など、安全なコンテンツのやり取りを可能にする「BlackBerry Workspaces」も利用できます。

また、国際規格「ISO/IEC 15408」に規定されるコンピュータセキュリティのための認定基準「コモンクライテリア」において、評価保証レベル(EAL: Evaluation Assurance Level)のEAL4+を取得しており、特に高い水準のセキュリティが要求される金融機関や官公庁に適したソリューションです。BlackBerry社が特許を取得している独自の技術によって、外部からの通信に対してファイアウォールのポートを開放する必要がないため、不正アクセスやサイバー攻撃のリスクを最小化し、安全なリモートアクセス環境を構築することができます。

CTCは長年、企業向けセキュリティシステムの構築をはじめ、情報セキュリティ診断、インシデント分析、セキュリティ運用サービスなどを提供しており、EMSの導入にあたり関連するシステムの構築やネットワークの設定変更を含めて支援します。

BlackBerry Enterprise Mobility Suiteのライセンス価格と利用可能な機能

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伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

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