プレスリリース
CTC、クラウド環境の一元管理ソリューションを提供開始
複数ベンダーの仮想化環境を一つのソフトで管理
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
Abiquo Enterprise Editionは、プライベートクラウド/パブリッククラウドを含めたクラウド環境の管理ツールです。VMware ESXi、Virtual Box、Citrix Xen Server、Xen、KVM、Microsoft Hyper-Vの6つの仮想化製品をサポートし、クラウドの一元管理を可能にします。仮想マシン作成など、ドラッグ&ドロップで操作できるGUIポータルと、システム管理者や使用者などの役割ごとに管理権限を設定できることで、クラウドサービス提供事業者などは、サービス利用者自身がリソースを設定できるカスタマーポータルを容易に提供することができます。
IPアドレス割り当てなどのネットワーク管理機能や、ボリューム割り当てなどのストレージ管理機能も提供しており、仮想化環境の周辺システムの設定も可能です。また、サービスレベルに応じて仮想サーバを自動配置したり、APIを利用することにより、各種リソースの割り当てなどを自動化することもできます。
今後、CTCは、クラウドサービス提供事業者や、プライベートクラウド環境を保有する企業を中心にAbiquo Enterprise Editionを販売していきます。また、CTC独自のプライベートクラウドソリューションである「VM Pool」と組み合わせる事も可能であり、パートナー企業との連携も視野に入れ、包括的なクラウドソリューションを提供していきます。
Abiquo Enterprise Editionの管理画面
Abiquo Enterprise Editionによるクラウド管理の構成図

Abiquo Enterprise Editionによるクラウド管理の構成図
Abiquo Inc.について
2006年にスペインのバルセロナで創業を開始したクラウド管理ツール専門のソフトウェア会社。2010年頭に米カリフォルニアに本社を移し世界展開を本格化しました。エンタープライズクラウド管理ソフトウェアのリーディング企業で、オープンな標準規格に基づくベンダー中立の製品を開発・販売しています。海外では、ホスティングサービス事業者やソフトウェア開発事業者など、欧米やアジア各国で既に販売実績があります。現在掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。