CTC、オリコから「途上与信」「マーケティング施策実行支援機能」のアウトソーシングを受注

サービスの利用によりマーケティング支援の機能を拡張、運用費を大幅削減

2012年05月17日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称:CTC、代表取締役社長:奥田陽一、本社:東京都千代田区)は、株式会社オリエントコーポレーション(以下:オリコ、代表取締役:齋藤雅之、本社:東京都千代田区)から「途上与信」及び「マーケティング施策実行支援機能」のアウトソーシングを受注しました。オリコは2011年11月より本サービスの利用を開始しています。

途上与信とは、クレジットカードやローンカードを利用している顧客の利用状況、利用傾向を判断し再度与信判断を行うものです。オリコは、途上与信を行うにあたり、顧客データをもとにした利用傾向のシミュレーションの精緻化や法改正への柔軟な対応を行う必要がありました。

また、従来、顧客データをもとにし「個客」マーケティング施策を実施してきましたが、分析を高度化させマーケティング施策を緻密化、施策数の拡大を行うためにはマーケティングのPDCAサイクルを支援していく環境が求められていました。

CTCは、これらの課題を解決するため、従来のメインフレームを利用した途上与信システムから、オープンアーキテクチャを利用したシステムを構築、途上与信だけでなくマーケティング施策実行支援機能を含めアウトソーシングを受託、サービス提供を開始しました。

サービスを提供する基盤として、顧客分析からキャンペーン対象の定義、ビジネスルール設計、効果検証等の一連の業務の効率化を実現するSAS Institute Japan株式会社(以下:SAS)のマーケティング・キャンペーン管理ソリューション「SAS® Marketing Automation」と、大量データの高速処理を可能にするオラクルのデータベース・マシン「Oracle Exadata」を採用しています。

オリコは、今回のCTCのサービスの利用を開始することにより、従来の業務の高度化、範囲拡大を実現するとともに、運用コストの大幅な削減も実現いたしました。

CTCは、オリコのコンタクトセンターやWeb等フロントチャネル系のシステムの開発、構築、運用を手がけたこれまでの実績に加え、SAS製品群のシステム構築の実績や「Oracle Exadata」をはじめとした高速データベースなどのオラクル製品群の実績を認められ、今回の受注に至りました。

CTCは、今後も、金融のお客様をはじめとして様々な業種・業務向けにSAS製品と「Oracle Exadata」を組み合わせた、ビッグデータ時代を踏まえたデータ活用ソリューションを提供展開していきます。

報道機関からのお問い合わせ先

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

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