CTC、クラウドサービスTechnoCUVICにオートスケール機能を追加

キャンペーンサイトやECサイト等の急激なアクセスの増加に対応

2012年11月05日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称:CTC、代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区)は、CTCのIaaS型クラウドサービスであるTechnoCUVICに、負荷状況に応じて自動的に仮想サーバを増減するオートスケールオプションを追加しました。

クラウドシステムの利用が多様化する中、クラウドサービスには、増減するアクセス量や処理量に応じて最適なシステムを構成するなど、柔軟な構成管理が求められています。
CTCは、2008年から、サーバ、ネットワーク、ストレージなどのITインフラを月額課金で利用できるIaaS型のクラウドサービスTechnoCUVICの提供を開始しています。
TechnoCUVICオートスケールオプションは、お客様が利用しているシステムの負荷状況に応じて仮想サーバを自動的に増減するTechnoCUVICの追加機能です。これにより、システムの負荷を気にすることなくクラウドサービスの利用が可能になります。特に、キャンペーンサイトやECサイトを運営するお客様は、急激なアクセスの増減に対応した最適なシステムを月額で利用できます。オートスケール用の仮想サーバは2台からの提供で、初期費用が30,000円、月額固定8,000円からとなります。
TechnoCUVICオートスケールオプションは、VMware社の仮想化ソフトvSphereのアラーム機能を使用してシステム負荷状況の検知し、あらかじめ設定している閾値に応じて、仮想サーバと負荷分散装置の設定を自動で行います。サーバと負荷分散装置の自動設定には、それぞれ、VMware vSphereのAPIとF5 Networks社の負荷分散装置BIG-IP LTMのAPIを利用しています。
CTCは、既存のTechnoCUVICのお客様に対し今回のオプションサービスを販売していくとともに、お客様のニーズに伴い、マルチベンダーの強みを活かして順次TechnoCUVICシリーズの機能強化を図っていきます。

今回の発表にあたり、ヴイエムウェア株式会社及びF5ネットワークスジャパン株式会社から以下のコメントを頂いております。

ヴイエムウェア株式会社は、この度の伊藤忠テクノソリューションズ株式会社の「TechnoCUVIC オートスケールオプション」のサービス提供を心より歓迎致します。業界をリードする仮想化プラットフォームVMware vSphereを基盤とした、CTCの本サービスが、お客様のさらなるITコスト削減とビジネスの俊敏性向上をもたらし、これにより仮想化およびクラウドの利用が一層拡大するものと考えます。弊社は今後もCTCとともに「IT革新によるビジネスの革新の実現」に向けて協業を強化してまいります。

ヴイエムウェア株式会社 代表取締役社長 三木 泰雄

F5ネットワークスジャパン株式会社は、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社がTechnoCUVICに新たにオートスケールオプションを追加されたことを心から歓迎致します。オートスケールにおける負荷分散機能の自動設定は、F5独自のオープンなAPIであるiControl®を用いることで実現しました。これにより突発的なアクセス増減に応じたトラフィックの制御を動的且つ柔軟に行うことが可能になります。今後も弊社はCTCとの協業を通じ、柔軟且つ可用性の高い システムのご提供を支援してまいります。

F5ネットワークスジャパン株式会社 代表取締役社長 アリイ ヒロシ

TechnoCUVICオートスケールオプションのイメージ図

TechnoCUVICオートスケールオプションのイメージ図

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伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

E-mail:press@ctc-g.co.jp

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