CTC、ITのBCPシステムに対応した運用コンサルティングサービスを開始

複数のガイドラインから最適な組み合わせを選定し、BCPシステムの運用対策を策定

2013年10月08日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、本日から、ITシステムの事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)のシステム運用サービス「IT-BCP運用対策コンサルティングサービス」の提供を開始します。価格は400万円からで、1年間で約10社への提供を目指します。

東日本大震災以降、災害対策への意識は高まっており、事業リスクに対処する事業継続計画(BCP)を策定したり、既存の計画を見直したりする企業が増加しています。それに伴い、各企業のビジネスの根幹を担うITシステムについてのBCP(IT-BCP)も重要になっており、多くの企業ではシステムの準備に加え、IT-BCP発動条件や復旧範囲の策定、実際にサービス復旧にかかる時間の把握、平常時での社員へのIT-BCPの浸透など、実際の災害時を想定したシステム運用の詳細化に取り掛かっています。

CTCは、従来、IT-BCPの運用コンサルティングサービスを個別に提供しており、お客様からの問い合わせやメニュー化の要望を踏まえて、今回、サービスを体系化し、新たに「IT-BCP運用対策コンサルティングサービス」として提供を開始します。お客様企業は、災害時のシステム切り替えやバックアップからの復旧についての判断基準、ITシステムに関する各部署のアクション等を明確化することができます。また、メニューに含まれる平常時の訓練サービスによって、IT-BCPを検証し、より具体的で現実的なIT-BCPを策定することが可能です。

IT-BCP運用対策コンサルティングサービスは、CTCが長年提供してきたITシステムの運用サービスや、運用に関連するコンサルティングサービス、BCP向けの様々なシステムの構築やサービス提供における実績に基づいて、各お客様企業の全社BCPやBCPシステムに最適な運用方法を策定します。本サービスは、①ビジネス環境の確認(前提事項の確認・定義のステップ)、②IT-BCPの方針定義(IT-BCP継続性方針定義のステップ)、③IT-BCPを発動するまでの災害時の運用計画策定(発災時対応計画のステップ)、④教育や訓練などの平常時の運用計画策定(平常時対応計画のステップ)、⑤災害時のIT-BCP発動後の運用計画の策定(非常時対応計画のステップ)の5つのステップで構成されています。また、事業継続マネジメントシステム(BCMS)の国際規格であるISO 22301や経済産業省の「事業継続計画(BCP)策定ガイドライン」等に代表される様々なガイドラインを組み合わせて、お客様に最適なIT-BCPにおける運用対策を策定します。

CTCは、今後、既にBCPシステムを構築した企業を中心にIT-BCP運用対策コンサルティングサービスを営業展開していくとともに、災害対策を含めたお客様システムの安定稼働に向けて各種の運用サービスを拡充していきます。

IT-BCP運用対策コンサルティングサービスの内容

IT-BCP運用対策コンサルティングサービスの内容

成果物のサンプル

成果物のサンプル

また、11月6日にIT-BCPに関するセミナーを開催します。詳細は以下サイトよりご覧ください。

セミナー開催概要

名称 IT-BCPの最新動向と課題を踏まえた最適な災害対策
日時 2013年11月6日(水)15:00~17:20 (受付開始 14:30)
場所 CTC霞が関本社 20Fセミナールーム
URL https://ctc-form.jp/public/seminar/view/118

報道機関からのお問い合わせ先

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

E-mail:press@ctc-g.co.jp

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