2014年02月26日
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
日本オラクル株式会社
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)と日本オラクル株式会社(執行役社長 最高経営責任者:デレク・エイチ・ウイリアムズ、本社:東京都港区、以下:日本オラクル)は、大和ハウス工業株式会社(代表取締役社長:大野 直竹、本社:大阪市北区、以下:大和ハウス工業)の業務推進システムが稼働するプライベートクラウド環境にオラクルの高速データベース・マシン「Oracle Exadata Database Machine(以下Oracle Exadata)」を採用したデータベースシステム環境を構築し、このたび稼働開始したことを発表します。
大和ハウス工業では、運用管理の負荷軽減やシステム規模を柔軟に拡張できるよう、自社システムのクラウド環境への移行を推進しています。業務推進システム「D-SMART」などの2010年に稼働したCTC構築のプライベートクラウド環境で、最終的には大和ハウスグループの約3万4千人が使用する予定です。販売管理/物件管理などの営業機能、部材管理/施工管理などの技術機能、定期点検管理/履歴管理などのアフター機能とともに、ポータル/スケジュールなどの全社共通機能を含み、生産から営業、アフター、間接部門にわたる業務をサポートしています。
ビジネスの基幹を担う「D-SMART」は、クラウド環境へ移行後も、活用範囲の拡大とユーザー数急増に伴いシステム負荷が増え続けていたことから、大和ハウス工業では、IT基盤の刷新を決定しました。IT基盤刷新にあたっては、大量のトランザクションを極めて高速に処理可能で、かつ高い拡張性を持つ「Oracle Exadata」の採用を決定し、CTCによって構築刷新されたクラウド基盤に導入されました。
このたびの、「Oracle Exadata」の採用により、CTCの検証では、従来90分要していた月次集計のバッチ処理が6分に大幅短縮されるなど、大和ハウス工業の業務効率の改善に貢献しています。
CTCと日本オラクルは、今後も大和ハウスグループ全体のビジネスを支えるIT戦略を積極的にサポートしていきます。
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