CTC、マイクロアドにデータ分析基盤を導入

Pivotalジャパンの「Pivotal HD」、「HAWQ」を国内で初採用

2014年03月18日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、インターネット広告プラットフォームサービスを提供する株式会社マイクロアド(代表取締役社長:渡辺 健太郎、本社:東京都渋谷区、以下:マイクロアド)に、Hadoop※1 ディストリビューション「Pivotal HD」と、Pivotal HD上での高速なSQL処理を実現するオプション「HAWQ」を活用したデータ分析基盤を導入しました。Pivotal HD、HAWQの導入は国内で初となります。マイクロアドに導入したデータ分析基盤は、2013年11月からPivotalジャパン株式会社(以下:Pivotal)と共にPivotal HDとHAWQの事前検証を実施した後、2014年2月より稼働しています。

マイクロアドでは、サイトの利用者が過去に閲覧したページなどの行動履歴データを解析し、広告主にとって最適なユーザを探し出して広告を配信する行動ターゲティングを行っています。大量に発生するデータに関して、データウェアハウス(以下:DWH)に直近のデータを格納し、それ以外をHadoopに蓄積しており、行動履歴データの分析・閲覧は、マイクロアドが使用している解析ツールからDWHに格納しているデータに対して行っています。その中で、Hadoopに蓄積しているデータの利活用に関してはマイクロアドが使用している解析ツールでは分析ができないこと、Hadoopで行っていた一部の分析の処理時間の長さが課題となっていました。

Pivotal HDは、オープンソースで開発が進むApache Hadoop 2.0をベースとしており一元的な構成管理、監視を実現する機能や仮想基盤上のHadoopを最適化する機能が追加されています。更に、オプションであるHAWQは、Pivotal HD上で稼働する標準SQL(ANSI SQL)対応の高速データベースエンジンであり、これにより、Hadoopのデータに対してSQLアクセスが可能となります。Pivotal HDとHAWQを導入することで、マイクロアドが使っている分析パッケージアプリケーションを変更することなく、最大70倍程度の速さで分析処理を終えることができました。マイクロアドにとっては、データ分析範囲の拡大と、分析に必要な時間の短縮によって、従来よりも多くの分析を試せるため、新たな商品やサービスの開発が可能となります。

CTCでは、総合検証センター「テクニカルソリューションセンター(TSC)」内に開設しているビッグデータに特化した検証施設「Big Data Processing Lab(BPL:ビッグデータ・プロセッシング・ラボ)」にて、事前検証(PoC)サービスを提供しています。既にDWHを導入しているお客様に、Pivotal HDをはじめとしたデータ分析基盤導入の提案を行うことで、大規模データを効率的に分散処理・管理するHadoopへの展開を推進し、より多くのビジネス機会の創出を目指します。
今後も、CTCが提供している製品やビッグデータソリューションと組み合わせた提案を行い、マイクロアドのビジネス発展を支援します。

Pivotalジャパン株式会社について

PivotalはEMC、VMware、GEの投資に基づく新しいソフトウェア・カンパニーとして2013年4月1日に発足しました。ポール・マリッツ(Paul Maritz)をCEO(最高経営責任者)として従業員約2,000名、資本金10億5千万ドルで、新しい時代に向けた新しいプラットフォームを提供すべく、ビッグデータおよびファストデータ、アジャイル開発、データサイエンス、クラウド・コンピューティング、オープンソース・ソフトウェアなどの分野において、お客様のビジネス・スピードを高めることを目標に事業展開しています。

  • ※1 Hadoop:Apache Software Foundationが開発・公開している大規模データを効率的に分散・処理するためのオープンソースのミドルウェア。

報道機関からのお問い合わせ先

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

E-mail:press@ctc-g.co.jp

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