CTC、仮想化基盤の有効活用を提案

年数百件にも及ぶプライベートクラウド構築実績から、既存環境の課題や改善余地を整理

2015年11月05日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、既存の仮想化基盤について、利用状況をヒアリングし、有効活用に向けた提言を行う診断サービス「vDock(ヴイドック)」を開始します。既にオンプレミスを含めて仮想化環境を導入し、運用の効率化やパフォーマンス向上に取り組む企業に向けて展開し、1年間で30社へのサービス提供を目指します。

サーバ利用の効率化やコスト削減などの目的で、多くの企業では仮想化技術を使用したプライベートクラウドの利用が普及しています。しかし、稼働する仮想マシンの数が増加するにつれてシステムも複雑になり、各仮想マシンのバージョン管理や障害時の切り分けなどで時間がかかる場合もあります。プライベートクラウドを導入している企業では、システムの利点を最大限発揮するために、仮想化技術に特化した効率的な運用管理が求められています。

今回CTCが開始するvDockは、仮想化のデファクトスタンダードであるヴイエムウェア社のVMware vSphere®を使用している企業向けに、現状のヒアリングやワークショップをもとに仮想化基盤に対しての課題やニーズを精査し、要望に沿った既存システムの最適化や効率的な運用を提案するサービスです。

年間で数百件に及ぶプライベートクラウドの構築実績に基づいて、変更の容易さやシステムの安定性、セキュリティなどの5つのカテゴリでお客様のシステムを把握し、既存機能の活用からDR(Disaster Recovery)施策、仮想化基盤の利用状況の可視化、運用の標準化・自動化を含めてカテゴリごとに最適な改善方法を提供します。システムの状況に加えて、プライベートクラウドユーザーからの変更依頼の頻度や処理にかかる時間なども含めて調査することで、全体最適化を見据えたシステム改善が可能となります。

今後もCTCは、仮想化環境での最先端のセキュリティ技術やハイブリッドなクラウド利用に対するさらなるノウハウを蓄積し、お客様の仮想化環境の有効活用に貢献していきます。

vDockで整理する5つのカテゴリ

俊敏性 ビジネス部門からの設定や変更などのシステム要求に迅速に対応できるか。
最適化 ITリソースの利用や性能に偏りがないか。ハードウェアの無駄はないか。
標準化 運用を整理して、安定したサービスを提供しているか。
堅牢性 可用性、セキュリティを保ち、継続的なサービス提供が可能か。
拡張性 サービスの影響を最小限にとどめながら、ITリソースの拡張が可能か。
  • VMware vSphere®は、米国およびその他の地域におけるVMware商標および登録商標です。

報道機関からのお問い合わせ先

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

E-mail:press@ctc-g.co.jp

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