CTCSP、リアルタイム動線・棚前行動分析ツールの販売開始

タグや画像データを使用せず、リアルタイムなプロモーションとセキュリティを実現

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2017年07月27日 シーティーシー・エスピー株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称:CTC)のグループ会社で、IT関連機器やソフトウェア販売を行うシーティーシー・エスピー株式会社(代表取締役社長:玉野井明良、本社:東京都世田谷区、以下:CTCSP)は、スプリームシステム株式会社(以下:スプリーム社)と販売代理店契約を締結し、リアルタイム動線分析ツール「Moptar(モプター)」と棚前行動分析ツール「Reach(リーチ)」の提供を本日から開始します。システム構築や既存システムとの連携を含めて展開し、3年間で50社の導入を目指します。

Moptarは、赤外線レーザーセンサーにより人の動きを検知するリアルタイム動線分析ツールです。専用タグなどの機器を使用せず、特定空間におけるヒトの回遊状況や振る舞い、興味関心度といった定量化が困難だった不可視情報をデータとして取得し、分析することが可能です。一人ひとりを識別し動線として追跡することできるため、個々人に対するリアルタイムのアクションが可能です。
オフィスビルの不正入退室検知や製造工場の危険行動検知・ヒヤリハット防止などにも応用されています。

Reachは、特定の棚に手を伸ばした回数、手を伸ばした棚段等、棚前での手の動きをデータ化することができる棚前行動分析ツールです。棚への立ち寄りや手を伸ばす割合を算出することで、棚替えや商品陳列の改善を支援します。Moptarとの連携により、一人ひとりの動線と動作を紐づけた分析・アクションが可能になります。

CTCSPは、MoptarおよびReachの提供に加え、他システムとのデータ連携・データ加工やデータクレンジング、更には人物特定を行うビーコン等、他の補完ソリューションとの連携も支援します。
これまでに培ってきたデータ連携・利活用ソリューションの実績にこのリアルタイム動線分析の領域を加え、CTCSPは今後も、お客様の様々な企業データをつなぎ、業務効率化やプロフィット向上に貢献していきます。

Moptarの動線データ取得イメージとリアルタイム分析例

Moptarの動線データ取得イメージとリアルタイム分析例

【右上図】クロス集計では、軸(滞在時間、動線距離、接客時間など)と集計値(立寄り率や購入率など)をユーザーが自由に設定して集計できます。【右下図】リアルタイムに、売場ごとの顧客の振る舞い(素通り、立寄り、滞留)をモニターします。異常値が出た場合はアラート通知を挙げるなど従業員のオペレーションを支援します。

Moptarで取得できる行動例

  • 目的の商品を急いで探している状態
  • 店舗内で迷っている状態
  • レジ混雑のため購入せずに退店しようとしている状態

Reachの棚前での動作データの取得イメージ

Reachの棚前での動作データの取得イメージ

棚への商品配置データを設定することで、商品を手に取る動作をカウントし商品棚ごとに出力。

シーティーシー・エスピー株式会社について

1990年4月に設立されたCTCSPは、CTCのグループ会社です。世界各国の最先端のIT企業とのパートナシップに基づき、企業内の課題にインフラのみならずクラウドインフラに必要不可欠な製品および独自ソリューションを国内のお客様にご提供します。
http://www.ctc-g.co.jp/~ctcsp/新しいウィンドウで開く

スプリームシステム株式会社について

2000年4月に設立されたスプリーム社は、データベースマーケティングのソリューションカンパニーです。自社が開発したキャンペーン管理ツール、顧客動線分析・インストアプロモーションツールを利用した分析サービスやコンサルティングサービスなどのプロフェッショナルサービスを展開しています。
http://www.supreme-system.com/新しいウィンドウで開く

本件に関するお問い合わせ先

シーティーシー・エスピー株式会社
ソリューション企画推進部

TEL:03-5712-8070
E-Mail:sp-press@ctc-g.co.jp

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