CTC、ビッグデータに対応する検証環境「Big Data Processing Lab(ビッグデータ・プロセシング・ラボ)」を開設

2012年02月16日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称:CTC、代表取締役社長:奥田陽一、本社:東京都千代田区)は、全社で推進するビッグデータビジネスの一環として、高速大容量のデータ処理の検証を目的とする「Big Data Processing Lab(ビッグデータ・プロセッシング・ラボ)」(以下、BPL)を、CTCの総合検証センター「テクニカルソリューションセンター(TSC)」(東京都千代田区)内に本日開設しました。

昨今、企業が保有する膨大なデータを蓄積・分析し、顧客サービスの開発や業務効率向上に役立てる「ビッグデータ」への注目が高まっています。CTCでも昨年末にビッグデータに関する社内横断の推進組織、「ビッグデータビジネスタスクフォース」を立ち上げ、顧客動向や技術情報の収集と共有、ソリューション/サービス開発など全社的な取り組みを開始しました。また、多様なデータを収集・分析し、そこから企業経営や業務改善に有益な情報を導き出す知識、技術を備えた専門家である「データサイエンティスト※1の育成も進めています。

こうした取り組みの一環として、このたび開設したBPLでは、ビッグデータを活用するために必要な「高速処理技術」を検証するための新たなインフラ技術を駆使した検証環境を提供することで、お客様のニーズに応じた各種検証作業を実施します。専門のエンジニア約20名がお客様の抱える課題を可用性、運用面の視点から性能・データ連携・バックアップ・耐障害性等の検証を行います。BPLではこれらの様々な検証実績からお客様に最適なご提案を行い、順次、各種サービスを提供していく計画です。

CTCは、マルチベンダーならではの豊富な経験・実績・技術力でお客様のビッグデータへの取り組みを強力にサポートします。本日より、お客様のデータ処理速度の改善/向上のため、高速大容量検証ラボ「Big Data Processing Lab」での製品の効果測定から導入までをカバーする「高速大容量アセスメントサービス」の提供を開始します。

高速大容量アセスメントサービス

高速大容量アセスメントサービス
タスク名 概要
②③事前調査/POC※2 Big Data Processing Labにおいて、導入効果を測定しご報告します。
④システム提案 可用性、運用面から最適なシステムをご提案します。
⑤⑥設計・構築・試験 設計及び構築・試験を実施します。
⑦データ移行 既存データベースのデータ移行を実施します。
検証センター

マルチベンダーの環境で検証が可能な検証センター

  • ※1 データサイエンティスト:ビジネス関連(経営・マーケティング等)、確率・統計等のデータ分析関連、IT関連(データベース、BIツール等)の複合的な経験・スキルを保有し、企業内外に存在する膨大な量のデータを収集・分析する。このデータ分析から企業経営や業務改善に有益な示唆を導き出すことができる専門家。
  • ※2 POC(Proof of Concept):技術や概念が実証可能か検証すること。

報道機関からのお問い合わせ先

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

E-mail:press@ctc-g.co.jp

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