CTC、汎用サーバによるストレージシステムCustom Order Storageを提供開始

応答速度や容量、拡張性などの目的に応じてSoftware Defined Storage技術で柔軟なストレージを構成

2015年11月26日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、ソフトウェアで高度なストレージ機能を実現するSoftware Defined Storage(SDS)技術を使用して、お客様の要望に応じたストレージを汎用IAサーバで柔軟に構成するストレージシステム「Custom Order Storage(カスタム・オーダー・ストレージ)」の提供を、本日から開始します。最小構成の価格は300万円からで、ストレージの最適化や既存IAサーバの有効活用を検討している企業を中心に販売し、3年間で10億円の売上を目指します。

昨今、仮想化技術やビッグデータの普及に伴い、データを保存するストレージに対する要望は、処理速度や拡張性、コスト面でのメリットなど、使用環境により重視される要件が多様化しています。ソフトウェアでストレージシステムを実現するSDS技術は、特定のベンダーに依存せずに自由にストレージを構成できる点で注目が集まっています。ただ、SDSによるストレージは、使用するサーバや組み合わせによって性能や実現できる機能が大きく異なり、目的に応じた適切な製品の選択と構成が必要です。
CTCのCustom Order Storageは、要望に応じて柔軟に構成・変更ができるストレージシステムです。アセスメントサービスやワークショップでお客様のシステム状況や用途のヒアリングを行い、汎用IAサーバとSDS製品を組み合わせ最適なストレージを提供します。
汎用のIAサーバを使用してデータの保存領域を構成しているため、将来必要なデータ量の予測が難しい場合でも、必要な規模から開始し、システムが使用するデータ量に準じてサーバ台数を調整することで容量の拡張や縮小ができます。また、処理能力の高いサーバを揃えて性能に特化したり、安価なサーバを大量に用意して大容量のストレージを構成したりすることもできます。複数のストレージ間でストライプやミラーなどのRAIDを構成するネットワークRAIDやスナップショット、リモートコピーなど、アプライアンス型のストレージと同等の機能も備えることも可能です。
CTCは、長年、マルチベンダーな製品を組み合わせてお客様に最適なシステムを提供しており、Custom Order Storageの導入に際しては、システム構築におけるノウハウとCTCの総合検証センター「Technical Solution Center」を活用して、要望に適した性能や容量のストレージ環境を構築します。
今後も、SDS製品を提供するベンダー各社とのパートナーシップ強化し、SDS技術を活用したストレージを含めてお客様システム全体の最適化に貢献していきます。

報道機関からのお問い合わせ先

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

E-mail:press@ctc-g.co.jp

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