CTC、ネットアップと連携してクラウド型のデータバックアップサービスを開始

セキュアな環境に月額ベースでデータを保管し、災害や節電対策ニーズに対応

2011年09月07日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:奥田陽一、本社:東京都千代田区、以下:CTC)は、このたびネットアップ株式会社(代表取締役社長:タイ・マッコーニー、本社:東京都港区、以下:ネットアップ)のバックアップ技術を利用したパブリッククラウド型データバックアップサービス「クラウドバックアップ for NetApp(以下:本サービス)」の提供を10月6日より開始します。災害や節電対策のニーズを見込み、今後5年間で90社への導入、12億円の売上を目指します。

企業における災害対策として、バックアップデータを遠隔地に格納したい、地震や電力不足に備えてセキュアなデータセンターを利用したい、というニーズが高まっています。こうした要望に対応するため、CTCは、お客様が利用しているネットアップのストレージ「NetApp FASストレージ」に蓄積されたデータを、CTCのデータセンター内に設置されたストレージへ遠隔地保管するサービスを開始しました。

本サービスでは、CTCが国内ネットアップ販売シェアNo.1ならではの実績を活かし、グローバルで評価の高いネットアップのバックアップ技術を最適化しているため、数十テラバイトを超える大容量ストレージに対するバックアップが可能です。また、20年以上の実績を持つCTCの堅牢なデータセンターにて高いセキュリティを確保しながら、月額課金制で必要な容量に合わせて柔軟にデータ容量の契約変更が可能なサービスを提供するため、自社構築と比較して最大で85%のコスト削減が期待できます。保守・運用の面でも、ネットアップの自営保守の経験を積み重ねてきたCTCの保守チームが、24時間365日システムを監視し、万が一障害が起こった場合にも迅速に対応するため、バックアップにかかる運用作業や人員アサインも不要になります。

「クラウドバックアップ for NetApp」の特長

堅牢なセキュリティ

お客様のストレージ環境とCTCのデータセンター間を閉域網回線で接続することで、パブリックなインターネット環境下とは異なり、高い回線品質とセキュリティを確保いたします。

停電対策

安定的に電力が供給されるデータセンターにデータを保有することで、停電の影響を受けません。またユーザー企業の電力消費量削減に寄与します。

運用負荷軽減

CTCの子会社でシステム保守・運用を行うシーティーシー・テクノロジー株式会社が、様々なシステム環境への豊富な保守・運用経験を活かして、サービスの安定稼働を維持します。バックアップにかかる運用作業や人員アサインが不要です。

大容量

数10テラバイトを超える大容量のバックアップが可能です。

CTCはパブリック型クラウドである本サービスの提供に加えて、短期間でプライベートクラウド環境を構築できるVM Pool(ヴイエム・プール)や、複雑なプライベートクラウド環境における運用課題を解決するリモート運用サービスRePlavail(リプラベール)などを組み合わせることで、お客様のITインフラに柔軟かつ最適なハイブリッドクラウド環境を提供していきます。

「クラウドバックアップ for NetApp」概念図

「クラウドバックアップ for NetApp」概念図

発表にあたり、ネットアップ株式会社より以下のコメントをいただいていております。

ネットアップは、CTC様による弊社製品を活用されたパブリッククラウド型のデータバックアップサービスの発表に心から賛同し、支援いたします。数多くの製品やサービスの導入実績を有するCTCの統合力やデータセンターの高い堅牢性と、ネットアップの組み合わせにより、高信頼性が求められるエンタープライズ環境において高度なサービスの提供が可能になるものと期待しております。

ネットアップ株式会社 代表取締役社長 タイ・マッコーニー

報道機関からのお問い合わせ先

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

E-mail:press@ctc-g.co.jp

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