CTCLSとBox社、第一三共にファイル共有クラウドサービス「Box」を提供

40テラバイトのデータを移行し、13,000ユーザーによる本格稼働を1月から開始

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2016年04月04日 CTCライフサイエンス株式会社
株式会社Box Japan

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称:CTC)のグループ会社で、製薬企業を中心としたライフサイエンス業界向けにITソリューションを提供するCTCライフサイエンス株式会社(代表取締役社長:城田 勝行、本社:東京都品川区、以下:CTCLS)は、株式会社Box Japan(代表取締役社長:古市 克典、本社:東京都千代田区、以下:Box社)と共同で、第一三共株式会社(代表取締役社長兼CEO:中山 讓治、本社:東京都中央区、以下:第一三共)へ、ファイル共有クラウドサービス「Box Enterprise(以下:Box)」の提供を開始しました。2016年1月から全社員13,000ユーザーが使用しています。

第一三共では、研究開発や営業活動、事業計画など業務全般の効率化のため、外出先からモバイルデバイス経由でファイルサーバ上の資料を参照したり、必要に応じて社外の関係者ともデータを共有できるファイル共有サービスの利用を検討していました。将来的にデータ量が増加する可能性もあり、コストを抑えて容量の増加にも対応できるクラウドサービスが条件の一つになっていました。

Boxは、ブラウザだけで様々な種類のファイルの閲覧・共有・編集をセキュアに行うことができ、米国でFortune500社の59%が利用しているクラウドベースのコンテンツプラットフォームです。社内外でのファイル共有やファイル検索、バージョン管理などの機能面の向上と、容量無制限によるIT管理者の運用負荷軽減を実現しています。

CTCLSはBox社と共同で設計・導入を行い、既存クラウドサービスのファイルサーバからBoxへの約40テラバイトの大容量データ移行を実施しました。自社開発したデータ移行ツールを使用し、毎週数100ギガバイトのデータ移行により、約5ヵ月間で対象となる全データを移行しました。

今回の第一三共へのBox導入を通して、CTCLSとBox社は規制が厳しいといわれる製薬業界におけるクラウドプラットフォーム活用を推進し、今後はBoxと他システムとの連携や機能改善など、ファイル共有サービスの更なる利便性の向上を図っていきます。

本件に関するお問い合わせ先

CTCライフサイエンス株式会社
営業第2部

TEL:03-5789-2340
E-Mail:ls-marcom@ctc-g.co.jp

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