2011年12月05日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
近年、サーバリソースの利用効率や管理の容易さ、ITコストの削減などを目的に、プライベートクラウドの導入を進める企業が増加しています。しかし、プライベートクラウドの導入にあたっては機器選定から事前検証、設計、構築、導入までに3カ月から半年以上の期間を要するほか、運用体制の準備が課題となり、導入に踏み切れないケースもあります。
こうした課題に対し、CTCはプライベートクラウド・オールインワンソューションcloudage FaaSTの提供を開始します。cloudage FaaSTは、サーバ、ストレージ、仮想化ソフトウェアと、専用のユーザポータル、リモートインフラ運用サービスを組み合わせたソリューションです。ハードウェアと仮想化ソフトウェアを、セットアップと動作検証が完了した状態でお客様に提供するため、プライベートクラウドを最短1ヶ月で導入することができます。また、費用は初期導入時が1500万円から、年間運用費用が400万円から(いずれも税抜き)で、初期構築工数の削減とあわせて、運用・監視業務のアウトソーシングによる運用コストの削減効果により、ITインフラにかかるライフサイクルコストを5年間で約4割削減することも可能です。
CTCは、cloudage FaaSTを、プライベートクラウドの導入を検討しているお客様や、パブリッククラウドの導入に不安があるお客様などに積極的に提供していきます。
「cloudage FaaST」の特長
1.導入後期間を大幅に削減
- ハードウェアと仮想化ソフトウェアを、セットアップおよび動作検証が済んだ状態でお客様に提供します。CTCがこれまでに培ったプライベートクラウドインフラの構築・運用ノウハウに基づき最適な設計がされているため、高品質なプライベートクラウドインフラを最短1ヶ月で導入可能です。
- さらに、最適化された運用設計が事前定義されているため、システム導入後数日でご利用いただけます。
2.専用のユーザポータル、リモートインフラ運用サービスで運用負荷を軽減
- プライベートクラウドインフラに最適設計されたユーザポータルが用意されており、お客様のシステムの利用状況や、状態を視覚的に分かりやすく把握できます。また、ウィザード形式で直観的に仮想マシンの作成や、リソースの再割り当てが可能なため、お客様は特別な知識が無くても容易にプライベートクラウドを利用できます。
- 定常運用や障害時の復旧を、プライベートクラウドに精通したCTCのエンジニアがリモートから実施します。
3.IaaSのような迅速性、高管理性、低コストを自社専用のプライベートクラウド環境で実現
- 製品と運用サービスをオールインワンで提供することで、お客様の自社環境でありながらもIaaS(Infrastructure as a Service)のような迅速性、高管理性、低コストを実現します。プライベートクラウドであるため、セキュリティ上の懸念やリソース競合によるパフォーマンス不足の問題が発生しません。
4.ライフサイクルコストの削減
- 事前に検証・設計された構成による初期構築コストの削減や、運用・監視業務のアウトソーシングによる運用コストの削減効果により、ITインフラにかかるライフサイクルコストを5年間で4割削減することが可能です。
CTCは、cloudageブランドのプライベートクラウド関連ソリューションとして、短期間でプライベートクラウド環境を構築できる独自のソリューション「VM Pool(ヴイエムプール)」や、複雑なプライベートクラウド環境における運用課題を解決するリモート運用サービス「RePlavail(リプラベイル)」を提供しており、今回の「cloudage FaaST」をラインアップに加えることでプライベートクラウドビジネスの一層の強化を図ります。
cloudage FaaST全体イメージ
cloudage FaaSTユーザポータル画面
※1cloudage FaaSTは、Fast(早い)+aaS(as a Service)+Stable(安定)を組み合わせた造語です。お客様のプライベートクラウドサービスの早期立ち上げと安定稼働を実現します。
FaaST詳細ページは以下になります。
http://www.ctc-g.co.jp/solutions/management/Solution/faast.html
現在掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。