2014年01月30日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、IaaS型クラウドサービス「TechnoCUVIC」の新しいメニューとして、ユーザが仮想サーバを自由に増減できるIaaS型のプラットフォームサービス「TechnoCUVIC Virtual Platform(以下、TechnoCUVIC VP)」の提供を、本日から開始します。大規模なプライベートクラウドの導入やサーバ統合を計画している企業を中心に営業展開し、TechnoCUVIC VPを含めたサービス型のクラウドで2014年度に110億円の売上を目指します。
CTCは、2008年から、仮想サーバを月額課金で利用できるIaaS型のクラウドサービスTechnoCUVICを提供しています。
昨今増加している、企業内のシステムを統合するプライベートクラウドを、資産を持たずに導入したいというお客様のニーズに対し、今回、TechnoCUVICの新メニューとして、クラウドサービス上に仮想サーバ自体をユーザが自由に設計・構築できる専用の仮想化・統合化プラットフォームTechnoCUVIC VPを追加しました。
これにより、お客様は資産を持たず、機器設定についての設計や構築を省いて、プライベートクラウドを構築することが可能となります。TechnoCUVIC VPの特長は以下の通りです。
TechnoCUVIC Virtual Platformの特長
- 低価格なプライベートクラウド:16コア、192GBメモリのサーバリソースを月額194,000円から提供
- 簡単で自由な専用の仮想化環境:専用のVMware環境のため、仮想サーバを自由に設計し、構築することが可能
- 短納期:最短5営業日でプライベートクラウド利用開始が可能
- 仮想化環境の構築・運用ノウハウを有効活用:仮想化基盤の監視(vSphere HA)、障害時の切り分け、復旧までをサービスで提供
CTCは、今後、BCP/DR対策で有効なデータセンター間の連携を含め、お客様のオンプレミス環境とTechnoCUVIC VPとを連携する機能を追加し、CTCのクラウドサービスに拡充に努めます。
TechnoCUVIC VPのイメージ図
今回の発表にあたり、ヴイエムウェア株式会社から以下のコメントを頂いております。
ヴイエムウェア株式会社は、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社による真のハイブリッドクラウド提供を見据えたTechno CUVICの新サービス提供開始を歓迎いたします。
マルチデータセンターからのサービス提供や、VMware vSphere ®によるプライベートクラウドからの移行の簡素化の実現は、お客様にとって更なる運用の効率化、ITガバナンスの強化を実現できるものと確信しております。
また今後、VMware NSX™を活用したシームレスなネットワーク環境や、vCloud Automation Center™を利用したハイブリッド環境の一元管理をご提供いただくことで、お客様のSoftware-Defined Data Centerの実現に寄与頂くことを期待しています。
ヴイエムウェア株式会社 は、クラウド及び仮想化の分野において今後も革新を続けて参ります。
ヴイエムウェア株式会社
副社長 中村 共喜
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