2017年12月14日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、本日から、Skyhigh Networks, Inc.(CEO:Rajiv Gupta、本社:アメリカ カリフォルニア州、以下:Skyhigh社)が提供するクラウドサービス専用セキュリティソリューションSkyhigh Security Cloud(以下、Skyhigh SC)の販売と、Skyhigh SCの機能を利用したOffice 365向けセキュリティソリューション「セキュリティ plus for Office 365」の提供を開始します。1年間で5億円の売上を目指します。
近年、複数のクラウドサービスに対して統一したセキュリティポリシーが適用できるCASB(Cloud Access Security Broker;キャスビー)ソリューションに注目が集まっています。CASBソリューションを活用することで、企業が許可していない社外のクラウドサービス利用(シャドーIT)を可視化したり、セキュリティポリシーを変更することなく、様々なクラウドを利用することが可能です。
Skyhigh社は、2011年に設立されたCASBの専業ベンダーで、全世界で豊富な導入実績を持つCASB分野におけるリーディングカンパニーです。
Skyhigh SCは、一般に普及している27,000以上のクラウドサービスについて独自の調査をもとにリスク分析し、企業のセキュリティ要件に即したクラウド利用を可能にするCASBソリューションです。クラウドとユーザー端末間の通信を仲介することで、シャドーITを含めたクラウドの利用とリスクを可視化し、企業のセキュリティ運用の要件に合わせてアクセス制御や監査ログの取得、データの暗号化、不正なふるまいの検知など、様々なクラウドに共通してセキュリティ対策を実現します。
また、企業でよく利用されるMicrosoft Office 365やAmazon Web Service、Salesforce、boxなどに対しては、各サービスに特化したセキュリティ機能を付加するオプションも用意されています。ユーザー企業は、Skyhigh SCを導入することで、自社のセキュリティやコンプライアンス、ガバナンスの要件を満たしてクラウドサービスを利用することが可能となります。
CTCは、長年のセキュリティソリューションの提供やクラウドを利用した大規模なシステムの構築と運用の実績をもとに、Skyhigh SCの導入・運用、関連するセキュリティ対策などを支援します。また、Microsoft Office 365向けオプションを利用した「セキュリティ plus for Office 365」は、Office 365のデータ損失防止(Data Loss Prevention)やアクセス制御、ログ分析などを含めた設定や、アセスメント、定期監査レポートなどを提供するサービスです。
CTCは今後、Skyhigh SCと独自のセキュリティ運用サービス「CTCマネージド・セキュリティ・サービス」やセキュリティコンサルティングサービスなどと連携し、お客様企業の安全なクラウド利用を支援していきます。
Skyhigh Networks, Inc.について
米Skyhigh Networks, Inc.はCASBの専業ベンダーとしてカリフォルニア州キャンベルにて2011年に設立。全世界で豊富な導入実績を持つCASB分野におけるリーディングカンパニー。2016年に日本法人を設立。
Skyhigh Security Cloudの機能
「セキュリティ plus for Office 365」の機能とサービス内容
今回の発表に際し、Skyhigh社から以下のコメントをいただいています。
企業のクラウドサービスの利用をより加速するため、Skyhighは企業が利用するあらゆるデータやデバイスの保護を確実に実現します。
当社は、伊藤忠テクノソリューションズとパートナーシップを結ぶことで、より多くの日本企業がSkyhigh Security Cloudを活用し、クラウドサービスの採用・利用の促進に貢献できることを光栄に思っています。
Skyhigh Networks, Inc.
CEO Rajiv Gupta
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