Arrcus社のオープンネットワークソフト「Arrcus Connected Edge(ACE)™」の提供を開始

ネットワークの柔軟性の向上により、システム拡張におけるコストを削減

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2023年08月22日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:柘植一郎、本社:東京都港区、略称:CTC)は、米Arrcus Inc.(CEO:Shekar Ayyar、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下:Arrcus社)と国内初の販売代理店契約を締結し、オープンネットワーキング向けソフトウェア「Arrcus Connected Edge(ACE)™」を本日から提供します。データセンターやクラウド、エッジ、5Gを含めたネットワークのスイッチングやルーティングを一元管理し、コスト効率の良い柔軟な変更を可能にするソリューションです。クラウド事業者や通信・サービスプロバイダなどに展開し、3年間で20社10億円の売上を目指します。

昨今、ITインフラには、ビジネス状況の変化に応じた柔軟性や拡張性が求められていますが、従来のネットワークは、専用機器で物理的に制御されている場合が多く、拡張や縮小、通信状況に応じた構成や経路の変更には、機器の追加や個々の機器に対する設定変更など様々な人的作業が発生しています。

今回提供するArrcus社のACEは、ルーティングや負荷分散などのネットワークの各機能をソフトウェアで管理・制御する、ネットワークの仮想化ソリューションです。性能の異なる複数の機器について、全体の構成を含めて一度の操作で設定を変更することができ、ネットワークの俊敏性や柔軟性、耐障害性などを高めることができます。大規模なデータセンター環境から、クラウドやエッジを含めて対応しており、5Gやマルチクラウドの接続で、企業やサービスプロバイダは、ネットワークインフラのコストを押さえつつ、柔軟なネットワークサービスが提供できるようになります。また、設定変更の自動化も可能なため、ネットワーク運用の効率化も実現できます。

ACEは、ネットワーク機器のハードウェアとソフトウェアを分離して、様々なメーカーの製品を自由に組み合わせて利用できる「オープンネットワーキング」の原則に基づいており、必要十分な性能の機器を揃えることでコスト削減にもつながります。

CTCは、ネットワークインフラに関連する大規模なシステム構築実績や10年以上のネットワーク仮想化技術への取り組み、5Gやマルチクラウドサービスの提供などに基づき、ACEの導入に伴うネットワークの設計や構築・運用を含め、お客様にトータルなサポートを提供します。

今後CTCは、クラウドネイティブに対応したネットワーク技術も強化し、お客様のデジタルトランスフォーメーションやITサービスの開発に貢献していきます。

Arrcus Connected Edgeの適用範囲

Arrcus Connected Edgeの適用範囲

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伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
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