2012年02月08日
シーティーシー・エスピー株式会社
株式会社EVC
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下CTC)のグループ会社である、シーティーシー・エスピー株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:熊崎伸二、以下CTCSP)は、株式会社EVC(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:國分秀樹、以下EVC)が自社で開発・販売を行う、映像配信を行うための情報を一元的に管理し、運用を容易にする統合管理パッケージBizlatシリーズの販売代理店契約を締結しました。
CTCSPでは、本日よりストリーミングサービス事業者、教育機関、一般企業向けにBizlatシリーズの販売を開始します。初年度の販売目標は20システムです。
通信サービスのブロードバンド化や低価格化、パソコンやテレビ、スマートフォンに代表されるマルチスクリーン環境で視聴が可能なコンテンツの普及により、インターネット経由でストリーミングを提供するサービスが増加しています。ストリーミングサービスの提供にあたっては、配信サーバ、公開コンテンツの管理、視聴制限や課金など、サービスの運営に必要とされる機能は都度用件にあわせてシステムを開発する必要があり、工期や開発費用がかさむ要因となっていました。また、教育機関や企業内システムでもストリーミングを使った教育システムが導入されるケースが増えており、より多くの教育や研修を実施することで、学習効果や生産性を高める仕組みが検討されつつあります。
Bizlatシリーズは、コンテンツ管理の仕組みから、登録したコンテンツの視聴期間や視聴権限の設定、視聴ポータルサイトの自動生成など、ストリーミングサイトの構築に必要な各種機能があらかじめパッケージ化された製品です。既存システムとの連携や要望に応じた機能追加が可能で、システムを開発する場合と比べて構築期間とコストを約半分に削減します。既にスタンダードなパッケージとして使われており、ストリーミング事業者や教育機関、企業、自治体をはじめ100社以上で導入実績があります。EVCはBizlatの提供を通じ、高まるストリーミングシステムへのニーズを的確に捉え、豊富なノウハウをベースに短納期でかつセキュリティーの高いシステムの提供を行います。
CTCSPは、今年度から米国エレメンタル社のマルチスクリーン向けのコンテンツ生成のためのエンコーダの取扱いを開始し、各種ストリーミングサーバの構築サービスを始めるなど、ストリーミング関連のビジネスを拡大しています。今回取り扱いを開始するBizlatシリーズを通じて、従来からの強みであるサーバ・ストレージを合わせたインフラ基盤構築ビジネスに加え、包括的なストリーミングシステムの提供を行なってまいります。
ストリーミングシステムにおけるBizlatの役割
CTCSPのストリーミングシステムの構築サービス
シーティーシー・エスピー株式会社について
CTCSPは、1990年4月に設立した、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称:CTC)のグループ会社です。世界各国の企業とのパートナシップにもとづき、企業ネットワークおよびインターネットシステムに必要不可欠な製品およびソリューションを日本国内にご紹介しています。直近ではCDSI事業(コンテンツ・ディストリビューション・システム・インテグレーション)と題し、マルチデバイス向けのストリーミング配信システムの構築サービスの提供も行なっています。
株式会社EVCについて
2003年4月会社設立。インターネットを用いた映像配信、MPEG技術、ネットワークおよびデータベースの専門家が集結し、豊富な実績とノウハウをもとに、地上デジタル放送や地域WiMAXなどの最新インフラにも対応した未来型映像ソリューションを展開。映像配信サービス事業者は勿論のこと、自治体、CAVT局、教育業界、ホテル業界など業種を問わない映像システムインテグレータとして、コンサルティング、開発業務を提供しています。
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