CTC、コンタクトセンターのITインフラをクラウドで提供開始

アバイア音声基盤を中心としたコンタクトセンターシステムのクラウドサービス「T-ReCS」

2011年11月09日 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下:CTC、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:奥田陽一)は、本日より、コンタクトセンター向けのCTC独自のパブリッククラウドサービス「T-ReCS(ティーレックス:Telephony-Revolutionary Cloud Service)」の提供を開始します。100席以下のコンタクトセンターをターゲットに、生損保や地銀などの金融機関をはじめ、製造業、通信事業者等に向けて順次営業展開していきます。2015年度末までに合計1,400席を提供し、10億円の売上を目指します。
コンタクトセンターは、日々の営業活動や問い合わせ窓口として顧客との重要な接点となっており、近年では、顧客ごとにカスタマイズされた様々な機能に加え、災害や風評被害などの一時対応や短期間の戦略的なキャンペーンによる、問い合わせの増減に対応できる柔軟なコンタクトセンターが求められています。一方、中小規模のコンタクトセンターにとっては、高度な機能を持つシステムはシステム導入コストや運用コストの面から高いハードルとなっており、投資を抑えつつ品質の高いサービスを提供することが課題です。

T-ReCSは、構内交換機(PBX)、簡易音声自動応答(IVR)、統計、通話録音などの音声関連のコンタクトセンター機能を、堅牢なCTCデータセンターから提供するクラウドサービスです。システム機器のバージョンアップやメンテナンスにかかるコストを削減することができ、ユーザーは、通常の2分の1の期間で資産を持たずに柔軟で堅牢なコンタクトセンターシステムの利用を始めることが出来ます。

T-ReCSは、日本アバイアの大規模コンタクトセンター向けコミュニケーション・プラットフォームAvaya AuraRを冗長化構成で使用しており、オペレータのスキルに応じたコールの分配等、高度な機能がサービスベースで使用できます。また顧客情報管理、問合せ管理、FAQなど、コンタクトセンター業務で必要な機能を網羅した画面テンプレートや、着信ポップアップ(CTI連携)機能などは、Salesforce.com社のクラウドアプリケーション上でCTCが独自開発しており、オプションとして提供されます。

CTCは、これまで金融、製造、通信、サービス業向けに大規模かつ堅牢なコンタクトセンターシステムを提供してきました。今後は、T-ReCSを、中小規模の金融機関を初め、通販や製造業向けに提供していくとともに、オンプレミス型のシステムとT-ReCSとを合わせたハイブリッド型のコンタクトセンターソリューションを営業展開していきます。また、ソーシャルメディア上の情報を活用するソリューションの拡充など、様々な顧客チャネルとの連携、融合、分析が可能な新機能をT-ReCSに拡充していきます。

システム概要図

システム概要図

関連セミナー

名称 生き残るコンタクトセンターとは? CTC/SAS共催セミナー
開催日時 2011年11月11日(金)14:30~17:30(受付開始14:00~)
URL http://spider.ctc-g.co.jp/web/fm/fsp/2011101g
名称 コールセンター/CRM デモ&コンファレンス2011 in 東京(第12回)
開催日時 2011年11月17日(木)~18日(金)10:00~18:00(受付開始9:30~)
URL http://www.callcenter-japan.com/tokyo/

報道機関からのお問い合わせ先

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
広報部

E-mail:press@ctc-g.co.jp

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